【レースレポート】2021新潟県自転車競技選手権ロードレース弥彦大会【もえまぐろ】

みなさん、こんにちは!女医サイクリストのもえまぐろです(*^^*)

日本初の女子インターナショナルチームHigh Ambition 女子サイクリングアカデミーに所属し、競技活動をしながら自転車の魅力や自転車×医療に関する情報発信をしています。

 

地元新潟県の自転車チームF(t)麒麟山レーシングにも所属しており、県内レースはオレンジ色のジャージで参戦しています(^o^)丿


2021年5月30日(日)2021新潟県自転車競技選手権ロードレース弥彦大会のレースレポート

photo: Studio F(t)

今日の一言

必ず優勝する。

今日の重要なポイント

  1. 先頭集団で走ること。
  2. 集団の中でも前方に位置どること。

レース展開

会場到着時は少し雨がぱらつき上着が手放せないほど寒かったが、スタート時には気温があがり、路面もドライ。今年は参加者が県内のみに限定されたため、女子のエントリーは4名。男子チャレンジの部の31名と合わせて35名の出走でした。

女子はリアルスタートまで男子チャレンジの後方でまとまって走り、リアルスタート後は混走が許されるルールです。

新潟県選手権ロードレースは弥彦村にある公道を使ったレースで、1周7㎞のコースを周回します。

1~1分半ほどの登りが2つあり、その2つの登りを田んぼに囲まれた農道が繋ぎます。レースは3周のトータル21㎞で争われました。

整列時は、自分でもびっくりするほど集中できていました。

1 lap/3周

ローリングスタート。

photo: Studio F(t)

男子チャレンジの集団の後ろについて下ります。

photo: Studio F(t)

下りきったところでリアルスタート。緑の旗が振られたのを確認してから位置を上げていきます。

序盤の直線農道区間でするすると位置を上げて、最初の右折コーナーに5番手くらいで突入。

コーナーでのインターバルと中切れを回避するため、常に前めの位置取りを意識して走ります。

練習仲間で優勝候補の岡部さんとマルコさんが積極的に集団をひっぱっており、常に先頭にいるのでちゃっかり番手を確保。ぶどう山をクリアして復路農道区間もおかマルコさんの後ろでぬくぬくと過ごします(笑)

1周目の競輪会館坂へ突入。この時点で集団は18名、すでに約半数にスリム化しています。

photo: Studio F(t)
photo: Studio F(t)

アタックに備えていたけど、ペースで登っていく展開。自分の位置をキープしながら登ります。

2 lap/3周

登り切ってUターンしてから下りに入るまでの位置取りも下げないように集中して走ります。単純なコースレイアウトに見えて、下りで中切れが起こるコースなので(^^;)

photo: Shidaさん

2周目も前から5番手以内をキープ。おかマルコさんの後ろは走りやすくて安心感あり。

ぶどう山で食農大の選手やケニーズさんが飛び出す場面もありますが、そこまでタイム差広がらず、背中が見える距離。曽我くんやマルコさんは積極的に集団を牽いてたけど、それ以外の選手は静観。

数名の逃げならともかく、このコースで1人逃げは決まりにくいと踏んでいたのかな。

復路の農道で1回ローテに入って先頭牽いたらめちゃくちゃしんどかったので、そこからは先頭交代に加わらずぬくぬくしてました。

2周目の競輪会館坂に突入。1周目とあまり人数変わらず、集団は15名。

photo: Studio F(t)

この登りも集団全体でペースで登っていく。みんな最後の競輪会館坂でスプリント勝負するつもりなのでしょう!

3 lap/3周

いよいよラストラップ。最後の展開に備えて脚をためながら、ぶどう山も復路農道も集中して前目の位置取りを心掛けます。

photo: Shidaさん

競輪会館坂の登り口に向けて位置取り争いが激化。集団の後方にいた選手たちが一気に前に上がってきて幅寄せや斜行でヒヤヒヤしました。

ここで、男子チャレンジの選手に「女子では一番なんだから、ここにいない方がよくない?」と声掛けされて気持ちに迷いが生じました(集団が活性化して危険だったので、安全にゴールできるようにというご配慮からの発言でした)。それまでは自分のリザルトを狙う気持ちがあったのですが、確かに男子チャレンジの邪魔になってはいけないなと思い、スプリントしないことにしました。

この時点で集団の前方にいてしまったので、左端のガードレール沿いによって、一番左端をラインキープしながら競輪会館坂を登り始めたのですが、ラスト200mくらいのところで目の前で落車が起きて巻き込まれてしまいました((+_+))

転んだ選手に乗り上げるようにして落車してしまいましたが、チェーン落ちのみだったので急いで直してゴールへ向かいました。

photo: Studio F(t)
photo: Studio F(t)

トラブルもあり、不完全燃焼だったので、何とも言えない微妙な表情でゴールしてしまいました…。

優勝したのだからもっと喜べばよかったです。

記録

リザルト 1位

新潟県自転車競技連盟HPより引用

必ず優勝するという決意をもって臨んだレースだったので、しっかりと結果を出せてよかったです。

photo: Shidaさん

パワーデータ 0:32:40 AP 196.7w NP 222.1w

サポート

フレーム:YONEX carbonex

タイヤ:MAXXIS クリンチャー HighroadSL

チューブ:Tubolito

ウェア:ONYONE

シューズ:LAKE CX332

インソール:SOLESTAR コントロール

チューニング:WAKO'S チェーンルブリキッド スピード

日焼け止め:Agressive design

補給食:ATHLETUNE アスリチューン ポケットエナジー

ステッカー:C's design works

スマートトレーナー:SARIS

サプリメント:つじトレーニングジム ミトロングV

コーチング:ウォークライド 須田晋太郎さん

メンテナンス:自転車の駅サガミ

日頃からのサポート、とても感謝しております。

振り返り

今日の良かったことや気付いたこと

  • 勝つべきレースで結果を残せたこと。
  • ピーキングに成功したこと。
  • 集中力をもってレースに挑めたこと。
photo: Shidaさん

今日をもう一度やり直せるなら

  • 競輪会館坂に入る前で男子の集団を見送って、笑顔でガッツポーズでゴールする。

目標達成に向けて・成長の記録

今回のレースでは「事前準備」の大切さを実感できました。イメージトレーニング、ピーキング、食事、機材のメンテナンス、そして精神状態を良好に保つことなどが、本番の集中力や走りに繋がると感じました。

今月からウォークライドの須田晋太郎さんにコーチングをお願いするようになり、メニューを作っていただくだけではなく、そのメンターとしての役割の大きさを実感しています。

「目標とそこに向かうプロセス」を大事に、競技に取り組んでいこうと思います。

photo: Shidaさん

最後に

コロナ禍であるにも関わらず様々な感染対策を施し、大会を運営していただいた関係者の皆様に、ありがとうございました。また、朝早くから丸1日大会運営のためにご協力いただきましたボランティアの皆様にも本当に感謝しています。寒暖差も激しく風も強い1日だったので、大変だったと思います。

皆様のご尽力のおかげで素敵な1日をすごすことができました。

photo: Studio F(t)

また、素敵な写真を撮ってくださった渡部監督、Shidaさん、ありがとうございました。

展開を振り返る上でもとても役に立ちました(*‘ω‘ *)

自転車夫婦のCyclingRadio

男子競技者の部で夫のりゅーじさんが優勝し、アベック優勝をすることができました!

レース後にpodcastを収録しました。レース展開や事前の準備、リザルトに出ないドラマなどを振り返っています(*^-^*)

下記のリンクから視聴できますので、ご興味ある方はご視聴ください!

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