いきいき茨城ゆめ国体 女子スクラッチ 予選と決勝 レースレポート
こんにちは!もえまぐです(*´ω`*)♪
いきいき茨城ゆめ国体に新潟県代表として参加してきました
女子スクラッチの予選と決勝のレースレポートです。

スクラッチとは

ルール

15〜20名前後の人数で行われ、スタートは1周のローリング後のフライングスタートで競技が開始されます。

予選は6km、決勝は8kmで行われます。

ゴール着順のみで順位が決定されるため、トラック種目ではありますが、「短い距離のロードレース」という表現もされています。

ペース配分、他の選手との牽制など、集団走行の中でのテクニックと、最終スプリントが重要な要素になります。

(高校総体hpより引用)

エントリー

各県最大1名がエントリー可能。女子は3組に分けられ計40名で争われます。各組上位5名のみ決勝へ進めます。

女子スクラッチ予選のエントリーリスト
女子スクラッチ予選のエントリーリスト

注目選手

開催県である茨城県代表の梶原悠未選手。

優勝候補の梶原悠未選手
優勝候補の梶原悠未選手

オリンピック選手であり、トラック競技のオムニアムでは国内圧倒的な強さを誇る。世界戦でもメダルを多数獲得しており、今日本で一番世界に近い女子選手です!!

運良く?運悪く?そんなすごい選手と予選から当たってしまいましたが、一緒に走れるのもありがたいことと思いましょう(^_^;)

スクラッチ予選6km

目標と作戦

わたしのいる2組は優勝候補の梶原さんを筆頭にメンツが濃すぎる。。
予選から強豪ぞろいだ
予選から強豪ぞろいだ
みんな梶原さんをマークすると思うけど、梶原さんはもう超人というかレベル違いすぎるので、わたしは作戦としては、
「梶原さんを見すぎない」です!
それよりは全体をしっかり見てレースしようと。

あとは逃げは絶対に許さないぞと前め前めで展開することを目標とした。

機材

3年前から使用しているブリジストンのトラックレーサー
3年前から使用しているブリジストンのトラックレーサー
ギアは52-15。
ツールド沖縄で撮った夫婦の写真がハンドルに貼られている
ツールド沖縄で撮った夫婦の写真がハンドルに貼られている

旦那さんが勝手に貼ったお守り付き(笑)

レース展開

新潟県代表ジャージは全身緑いろだ
新潟県代表ジャージは全身緑いろ
アウトサイドの最後尾に整列するわたし
アウトサイドの最後尾に整列するわたし
展開は、常に前め前めに位置どって逃げを許さない。アタックにはしっかり反応。
そして結果的にはめちゃくちゃ梶原さんを意識してしまっていた(笑)
集団で走行する予選第2組
集団で走行する予選第2組
梶原選手をマークする選手たち
梶原選手をマークする選手たち
リスクを冒さず勝ちにくるだろうと踏んで、ラスト2周から番手を確保。そしてラスト1周のジャンをきいて梶原さんがスプリント態勢!!
番手にいたけど全くつけず(O_O)
でも位置どりが良くてそのままなだれ込むようにゴールラインをきってギリギリ5位通過!!!

ラスト2周の動画です。

https://medicalcyclist.com/wp-content/uploads/2019/10/img_2100.trim-2.mov

予選のリザルト

各組上位5名までが決勝に進める
各組上位5名までが決勝に進める

このメンツでよく頑張りました。。

もし予選で負けたら女子は今日までしか宿のお金が出ないから新潟に強制帰還という背水の陣でした。

決勝に残れてホッとした気持ちがある一方、決勝は全く勝てるイメージが湧かず不安なまま過ごしたました。

スクラッチ決勝8km

作戦と目標

スタート前に待機する選手たち
スタート前に待機する選手たち

出走前。緊張してます。

完走すらできるのかと不安でした。最後までいけたら梶原さんの番手をとってゴールに雪崩れ込んで棚ぼた入賞を狙っていました。

エントリーリスト

出走15名。

日本代表クラスの選手たちが名を連ねる
日本代表クラスの選手たちが名を連ねる

もうナショナルメンバーとかばっかりで、予選よりもさらにメンバーやばすぎ。。

機材

ギアは53-15 前後輪クラブスピリッツのMAVICのホイール。
予選は52-15で回し切っていたので、思い切って53-15にしました。

レース展開

小川さんに、「前めに整列したいです」とお願いして、アウトサイドの2番めに整列して号ふ砲スタート。

みんなが梶原さんをマークしている感じ。

梶原さんは最後のスプリントになれば勝てるから、逃げを容認しないようにする動き。
誰かが飛び出したら積極的に追って、逃さないようにしていました。

わたしは、もうただただついていくのみ。

前め前めを意識するけど、力がなくてどんどん後ろに下がってしまう。
それでも最後2周で梶原さん→中村あいかちゃん→吉川美穂ちゃん→わたしの順につけるが、ダッシュや加速に全くついていけずに14番手でゴールでした。
53-15でも回し切っていたかも。

ラスト1分の動画です↓↓

https://medicalcyclist.com/wp-content/uploads/2019/10/908a1291-f54c-4e2f-a408-35473f554946-1.mov

リザルト

8位までが表彰対象だ
8位までが表彰対象だ

14位でした。

上位はこの業界では名前が知れた強豪選手ばかり。
日本代表選手のオンパレード。
ここに自分の名前が載るだけでも、奇跡。
このメンバーだとそりゃ負けても仕方ないよなぁとも思う。
小川さんにも「予選は良い顔してスタートラインに立っていたけど、決勝は負け戦に行くような表情だった」と言われました。
気持ちが負けていた。自信も全くなかった。
ロードレースであんなに悔しい思いをしたのに、(積極的に走ろう!)って反省していたのに、本当に何もできなかった自分がめちゃくちゃ悔しい。
最終スプリントの加速に全くついていけてないから、一か八かで早駆けして捲られても8位以内には入るとか、そういう走りをしていかないとなって思いました。
昨年、今年と決勝の舞台を経験できたことは大きい。
でも9位も予選敗退も、入賞できなければある意味一緒なんですよ。
サポートしてくださる監督、コーチ、そして遠くから応援してくれる友達家族のためにもしっかり結果を残したい。
あんまり期待もされてないと思うけど…(笑)
まずは、期待される選手になること。
そして、期待に応えられる選手になれるように、より一層の努力を誓うのでありました。
自分とは対極的に、成年ポイントレース決勝では東次郎が3名の逃げを形成して積極的な走りを見せ、見事3位入賞!!
キャンディー冠をかぶる片桐東次郎
キャンディー冠をかぶる片桐東次郎
もちろん実績も脚もあるんだけど、それでも攻めの走りを続けるその姿がカッコいい。
路面に接地する部分が平らにすり減ったタイヤ
路面に接地する部分が平らにすり減ったタイヤ
こんなタイヤ使ってるけど(笑)

余談ですが…

国体は普段画面の向こう側でしか見ていないような有名な選手が本当にゴロゴロしてまして…。

気さくに写真に応えてくれた窪木一茂選手
気さくに写真に応えてくれた窪木一茂選手
初日の表彰式から見かけて、ずっと気になっていた窪木選手と写真を撮ってもらいました(*^^*)
悔しい国体になってしまったけど、嬉しいこともありました♪

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