シクロクロス富士山C4 レースレポート

シクロクロスミーティング第2戦、シクロクロス富士山に参戦してきました!

実に1年9か月ぶり2度目のシクロクロスレース。

前回は2019年1月にシクロクロス富山に出て、C4で2位に入ってC3へ昇格。

しかし昨シーズン(2019~2020)は1戦も出なかったことからC4に降格(;´Д`)

再出発となった今シーズン初戦。結果やいかに!?

目次

機材、ウェア

バイク:GIANT TCX SLR2 (2018)

タイヤ:IRC SERAC CX TUBELESS F1.5bar R1.55bar

ギア:F46×36 R11-32 クランク長165mm

 

今まで完成車に付属していた170mmのクランクを使っていたが、ロードに合わせて165mmに変更した。

それもレース前日に()

無理言って間に合わせてくれたFin'sさんには本当に感謝です。

しかも自分の扱いが悪かったせいでクランクが固着して外れず、なんとノコギリで無理やりぶった切って貰った。

お手数をお掛けしました(;´Д`)

こういう大胆なことをしてくれる姿勢が好きです(笑)

 

ウェア:

・オンヨネ セパレートワンピース(メッシュ)

・オンヨネ 肚力インナー

・オンヨネ ブレステックPP長袖インナー

 

ウェア類はほぼオンヨネ製。

チームのCX・MTBジャージはオンヨネのセパレートワンピース。

身体にピッタリフィットしてバタつかず、それでいて伸縮性もあって動きの邪魔をしないから非常に快適。

それと自分が特にオススメの肚力(はらぢから)インナー。

体幹を安定させてくれるこのインナーは非常に効果が大きい。

シクロクロスのようなテクニカルかつ高強度な競技では体幹の安定が必須。

今回のレースでも実感した。

本当にオススメです。

目標と展開予想

目標

目標は昇格

シクロクロスでの練習不足、スキル不足は否めない。

が、フィジカル的には分があるはずなので目標は昇格とした。

シクロクロスは出走人数によって昇格人数が変わる。

今回は出走人数が30人以上になりそうで、そうすると昇格は3名。

これはありがたい。

3位以内の入賞かつ昇格を狙うこととした。

もちろん、あわよくば優勝も狙う。

展開予想

シクロクロスは過去のレース成績によるポイント順でスタート位置が決まる。

初レースな自分は当然後方スタートなのだ。

スタート位置の重要性

スタート順はとても重要で、後方スタートの場合、多くの選手を追い抜かなければならない。

ライン取りやペースなど、前に選手が詰まっている状況では自分の思うようにいかないことがしばしば。

そうすると先頭付近の選手はどんどん前に行ってしまい、差が拡大する。

結果、その差を埋めるのに必要以上に脚を使うことになる。

今回はスタートが32名だったようで、6列中5列目だったかな。

それを踏まえての展開予想は。

選手を追い抜くのに苦労して徐々に先頭を追い上げ、最終周は3位以内で勝負。

という感じ。

 

コース的にはそこまでテクニカルでは無く、芝生と泥でパワー系な印象。

理想は1周目から先頭付近まで上がりたい。

なので作戦としては最初っから全開で飛ばすこと。

後半垂れても良いからなるべく早く上がって行くように意識した。

レース展開

定刻の09:30にレーススタート。

クリートキャッチを若干ミスってしまい、思ったようなスタートダッシュが出来ず。

い、いかん。もう1ミスやん・・・。

と不安になるが、とりあえずダンシングで踏んで行く。

 

最初の2~3コーナーで意外とスペースが空いている。

おっ、これならイケるやん。という感触。

富士山のコースは全体的に幅が広くて追い抜きやすい。

しかも重馬場のパワー系。

序盤からガンガン突っ込んで行く。

 

すると、なんと1周目の半分も行かない内に先頭へ。

マジか。

上手く行き過ぎて自分自身で驚きつつ、更に踏み込んで行く。

後ろとの差が少しずつ開いていく事を確認して、独走状態へ。

 

ここからは攻めの走りからやや守りの走りへ。

コーナーはより慎重にこなして、転倒だけはしないように。

直線や登りは踏んで行く。

 

2周目も良い感じに集中できてペースを刻んで行く。

後ろは山中湖の選手。目算で10秒以上は差がありそう。

ここから更にタイム差が広がるだろうと思っていた。

2周目完了時点で残り周回は「2」の表示。4周のレースとなる。

周回数間違いだけはしないように注意して残り周回を確認した()

後方の選手とは15秒差ともえまぐろが教えてくれた。ありがたい。

 

 

3周目、序盤突っ込んだツケが出てくる。

身体的な疲労、更にそこからくる集中力の低下。

コースもどんどん変化していき、コーナーでの泥が深くスリッピーになっていく。

 

ここで経験不足とスキル不足からライン取りに迷いが生じるようになる。

独走状態だと自分のラインで走れるが、経験とスキルの無い自分は「自分のラインが速いのか分からない状態」になってしまった。

走っていて自分でも「ライン取り迷ってんな~。下手だな~。」と思うほど。

ペースが落ちているように感じる。

後方の選手との差も縮まってきているような・・・。

フィジカル的には差が開くだろうと思っていたので、少し焦りを感じる。

 

それでも下手なのは仕方ないので、転倒だけはしないように慎重に走る。

3周目終了時点での後方の選手とのタイム差は16秒と。

あれ?差が縮まったと思ったけどほぼ変わらないか。

それでも後方の選手がかなり粘っていることには変わりない。

細かいミスでも差は簡単に縮まってしまう。

転倒しようものなら一気に追い抜かれる秒差だ。

ラスト1周、集中だ!

 

 

気持ちとは裏腹に、やはりライン取りが悪い。

コーナーで後輪が滑る場面もありヒヤっとする。

直線と登りも序盤の勢いは無い。

それでもとにかく全力で踏むのみ。

どんどん差が縮まっているのを感じつつも、こちらも粘る。

何とか10秒ほどの差を保ったまま最終コーナーを抜けて、ホームストレートへ。

勝利を確信してゆっくりとガッツポーズでゴール!

何とか逃げ切る事が出来た。

リザルト、ラップタイム

リザルト

C4優勝

【エントリー34名 スタート32名 完走32名(完走率100.0%)】

2位の山中湖の稲葉さんとは最終的に6秒差。

危なかった・・・。

 

ラップタイム

1周目 6:56

2周目 6:56

3周目 6:55

4周目 6:56

だいたいこんな感じ。

垂れたと思ったがラップタイムは何とも正確に刻んでいた模様・・・。笑

泥コーナーのライン取りはダメかなーと思ったが、簡単なコーナーの処理なんかは周回を重ねる毎に速くなったのかもしれない。

身体的な疲労もそういう部分でカバー出来て、総じてプラマイゼロだったのかな。

 

2位の選手は

1周目 7:26

2周目 6:44

3周目 6:53

4周目 6:47

こんな感じ。

1周目は何かあったか?

上手く前に上がれなかったのかな。

2周目以降のラップは全て負けている・・・。

本当に危なかった。

反省点

良かった点としては、とにかく早い内から先頭に上がれたこと。

最初から全開で行く作戦がハマってくれた。

結果的にはその貯金で最後までやりくり出来たし。

あとは大きなミスをしなかったこと。

転倒や無駄な降車など致命的なミスをしなくて良かった。

 

レース前にCM1で活躍するおーたさんに色々とアドバイスを頂いたことも大きかった!

ありがとうございました!

 

悪かった点としては、後半のライン取り。

疲れや焦りもあったが、それにしても「上手くこなせていない感」が強かった。

ここは練習して経験してスキルを向上させていくしかない。

もう1つ、身体的に垂れ過ぎたかなと思ったが、それは今回の作戦的に仕方ないかなと。

ただ、インターバル耐性はもっと高めないと上のレベルで勝負出来ないと感じた。

30分で垂れているようじゃダメだ。

 

今後はまず角田浜トレイルでスキルを向上させることが第一。

特にコーナー処理をどげんかせんといかん。

先輩方、ご指導よろしくお願いします・・・!

フィジカル的には主にZwiftで底上げ&インターバル強化。

 

当然だけど上のカテゴリーのラップタイムを見るとレベルが全く違う。

スキルもフィジカルも相当なレベルアップが必要だ。

まとめ

今回は色々と噛み合って優勝する事が出来た。

C4とは言え優勝するのは簡単ではない。どんなレースでもそう。

だからこそ勝った時の喜びはひとしおだ。

もっと強くなってC3でも勝てるようにまた練習していこう。

 

 

今回、もえまぐろには色々とサポートして貰った。

いつもは逆なんだけど()

今回レースに集中して挑んで勝てたのはサポートのおかげ。

あざっした!

 

参加された選手の皆さん、お疲れ様でした。

運営、スタッフ、応援して頂いた皆さん、ありがとうございました!

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