Zwift Racing League | WTRL - Men's/Mixed APAC DIVISION 2-A 第1戦【レースレポート】

目次

Zwift Racing League APACに参戦

Zwift Racing Leagueは世界各国のZwift Teamが参戦する大きなリーグ戦。

詳しくはZRLのページをご覧ください。

Zwift Racing League

一番上のPremiere Divisionは世界最高峰のZwift Raceで、ZADA(アンチドーピング)の認可や走行動画をライブ配信しなければならない等、かなり条件が厳しい。

その分、超本格的なE-Sportsの大会として成り立っていて、賞金も出るらしい。

日本時間では毎週火曜日、8週間に渡ってレースがある。

日本からはZWCのメンバーが参戦している。凄い!

Zwift公式YouTubeでライブ配信もしているので、もし良かったらご覧ください。

半端ないレベルです(笑)

Zwift YouTubeチャンネル

そんなZwift Racing League。

日本最強ZwifterのIKDさん(PremiereDivision参戦中)から声を掛けて頂いて、プレミア傘下のAPAC(Asia Pacific)に参戦させて頂くことに!!

コロナ禍で軒並みレースが中止になるなかでZwiftは大きなモチベーション。

こんな大きなレースに出る機会を与えて貰って本当に感謝です!

APACを勝ち抜けばPremiereに上がれる(Premiereに参戦中のZWCメンバーは前シーズンAPACを勝ち抜いている。)

もう外なんて走らんでええんや!Zwifterになるんや!!

 

スケジュールはこんな感じ。

APACは火曜日の17:45からレース。

自分は仕事の都合で3~6週目のレースは残念ながら出られない・・・。

なので、1~2・7~8のレースに参戦予定です。

こちらはZwift Community LiveというYouTubeチャンネルでライブ配信あり。

けどDivisionが分かれてたり女子のレースと時間が被ってたりであまり映らないかも(笑)

もし良かったらこちらもご覧ください。

Zwift Community Live

レース概要、参加メンバーと作戦、レースレポート

今回はポイントレース!

自分が参戦したのはZwift Racing League | WTRL - Men's/Mixed APAC DIVISION 2。

今回のコースはRichmond UCI Reverseを2周。

面白いのはポイントレースだということ。

・23rd Street KOM 
・Broad Street Sprint
・Monument Ave Sprint 

というポイントが設けられていて、通過順位(通過タイム順ではない)でポイントが配分される。

更に

・23rd Street (KOM)
・Monument Ave Sprint

の2つは通過タイム順でもポイントが配分される。

もちろんゴールでの着順もポイントあり。

という事で単純にゴール勝負ではないところに面白さがあり、様々な戦略が考えられる。

参加メンバー、作戦

今回はZWCとして参加させて頂いた。

参加メンバーは以下の通り(順不同、敬称略、ZwiftPowerのアカウント名。名前をクリックorタップでZwiftPowerのプロフィールに飛べます)

チーム名:Team ZWC - Allies

Takashi Sasuga (Team ZWC - Allies)

Yasuyuki Kobayashi (Team ZWC)

FOCUS OJISAN[VIGORE]

Kenta Endo [ ZWC / Team Fin's]

Toshigoro MGW (NICO OZ)

Ryusuke Honda

 

奇しくも新潟ミートアップを主催する3名が同じチームに(笑)

きっとチームワークはバッチリ!(なのか?w)

 

作戦は各自ポイントを頑張って獲ること()

特に

・23rd Street (KOM)
・Monument Ave Sprint

の2つは通過タイム順でもポイントが貰えてコスパ良いよね、って事で積極的に狙う事に。

あとは行けるときに行く。無理な時は温存する。という感じ。

けど今回のAPAC Division 2はAカテ参加者が少なく25名ほど。

それなら極力温存はせずに積極的にポイント獲りに行こうという話になった。

また、強い少数がポイントを獲りに行ったまま逃げが決まるかもしれないので注意が必要だ。

ポイントを狙わずとも前目前目に位置取ろうという話で決まり。

レースが始まったらキツ過ぎて付いて行くので精一杯になるかもしれんけど(;´Д`)

レースレポート

ようやくレースレポート(笑)

 

1周目

スタートはZwiftお馴染みのロケットスタート。

いきなり10倍以上で踏んで行く選手もいる。

スタート後すぐに下りなので慌てずドラフティングに入りながら前方へ位置取り。

 

下りが終わるとすぐに1発目の23rd Street KOMへ。

セグメントはおよそ1分30秒ちょっと。

前半が緩いので実質踏む時間は1分くらい。

中盤は10%以上の勾配でパンチ力が必要とされる登りだ。

 

登りだし早速行ったろー!

と思ったが周りが速い(;´Д`)

割と全力で踏んだけどタイミングもちょっと遅くてトップははるか彼方。

やっぱレベル高いな~。

と思ったらトップ通過はトシゴローだった(笑)

すげー!さすが1分700Wの男。

チームとしては、

1.トシゴロー

2.Kobayashiさん

8.自分

9.Focus OJISANさん

10.KNTさん

とポイントゲット。

 

ちょっと下ってすぐさまReverse KOM。

ポイントは無いけど登りなので結構ペースが上がってしんどい。

ちょっと遅れてしまったけど下りで集団がまとまって平坦へ。

 

次のポイントはBroad Street Sprint。

ここはほんの4秒ほどの短いスプリントポイント。

しかしスプリントポイントまで数kmは4~5%くらいでじわーっと登る区間で、割と脚が削られた中でのスプリントになる。

その登り区間の後半でZaki Yama (NeXT)さん(ZwiftPower日本ランキングトップ。海外チームNeXT所属)等がアタック!

これが強烈でなかなか付き切れない。

そのままスプリントになだれ込んで、何とか前目で通過。

3.トシゴロー

4.自分

5.Focus OJISANさん

7.Sasugaさん

9.KNTさん

10.Kobayashiさん

とここでもチーム全員でポイントゲット。

 

ちょっと平坦区間を挟んで次はMonument Ave Sprint。

そこそこ脚は回復してたしエアロブーストを持っていたので、ここはいっちょ行ってみるかと。

KNTさんが先頭を引いてくれて上手く位置取り出来た。

残り300mからフルモガキ。

まさかのスプリントポイントで先着できた。

1.自分

2.Sasugaさん

3.トシゴロー

7.Focus OJISANさん

8.KNTさん

9.Kobayashiさん

とここも全員でポイントゲット!

しかも通過タイムではSasugaさんがトップ!

 

ここまでは非常に順調。

1周目のゴールラインはポイントも無いのでゆるーく通過して、2周目へ。

2周目

さっそく23rd Street KOM。

今度こそ行ったろー!アイテムも羽があったし使ったろー!

と思ってダンシングしながら使おうとしたら上手くタップ出来んかった(;´Д`)

せっかく良い位置で踏み始められたのにアイテム押すのに必死でどんどん位置を下げてしまった・・・(笑)

やっぱアイテムスイッチ導入しようかな?

Kobayashiさんが吹っ飛んで行きKOMをゲット!!素晴らしい。

1.Kobayashiさん

2.KNTさん

5.自分

6.トシゴロー

9.Focus OJISANさん

KNTさんも2位通過。やるな~~。

 

Reverse KOMはポイント無いけど前目でこなして下りへ。

下ったあとの平坦でTim Cutler (Oral7)さんがアタック。

かなり良い勢い。そして確かこの選手は20分6倍とかのめちゃ強い選手だったかも・・・?

チェックというチェックも出来ず、この逃げはやばいかもと先頭を引いてみるが差が開いていく。

ZWCは枚数揃えていたし、「回して捕まえましょう」と声を掛ければ良かったかもしれない。

強い選手だったか記憶も曖昧だったのでナチュラルに回す感じで進む。

 

そうこうしている間にBroad Street Sprint。

ここでもスプリント前の微妙な登りで海外の方の強烈なアタック。

やはり間を空けてしまい、そこそこ前目での通過は出来たが集団の頭を獲る事は出来なかった。

5.自分

6.トシゴロー

7.Focus OJISANさん

8.Kobayashiさん

9.Sasugaさん

 

Tim Cutler (Oral7)さんとの差は更に開き、逃げ切り濃厚になってしまう。

そうなってしまったら仕方ない。

残りのスプリントとゴールを頑張るのみ。

 

次のMonument Ave Sprintはゴールまで3kmくらいの地点なので、フルモガキするとゴールスプリントまでに回復出来ない可能性が高い。

ので、ここは結構迷った。

けどゴールスプリントで絡めるかも分からないし、行ける時に行く事にした。

やらない後悔よりやって後悔じゃ。

てな訳でここも残り300mくらいからフルモガキ。

結構掛かってくれて集団の頭は獲れたか~~?と思ったがMark Bruce (NeXT)さんに一歩及ばず。

3.自分

5.Kobayashiさん

7.KNTさん

8.トシゴロー

9.Sasugaさん

10.Focus OJISANさん

トシゴローはゴールスプリントに温存したかな?

 

そしていよいよ残り3km。

ここからゴールまではほぼド平坦。

誰が動くか・・・、それとも誰も動かず集団スプリントか。

残り1.5kmくらいでMark Bruce (NeXT)さんがアタック!!

これは枚数残してるチームとしてはチェックしないとアカン。

Focus OJISANさんがすかさずチェックに入り、自分もそれに続く。

チームメイトもしっかり着いてきて、ゴールスプリントへ。

 

KNTさんが残り400mくらいから早めにじわっと上げていき、そのままの流れでスプリントへ。

Mark Bruce (NeXT)さんが強いが、トシゴローが抜群のタイミングとパワーで吹っ飛んで行き、集団の頭をゲット!!

素晴らしい!

自分も何とかモガき切って6位ゴール。

最終的なリザルトは以下のとおり。

ポイント集計とかはまだ出てないみたい。

ポイント含めた正式なチーム成績とか出たらまた今度載せます。

パワーデータ

wahoo kickr coreとpioneerのデュアルレコードはこんな感じ。

全体的に短時間はpioneerの方が高く、長時間はkickrの方が高い。

ちなみにパイオニアはちょいとトルクアジャストかけてあります。

 

パイオニアをサイコンで記録したデータはこんな感じ。

44:38 266W NP325W

やはりNPが高い。

各ポイント毎にモガいたもんな・・・。

いつもモガいているつもりでもどこかでブレーキを掛けてる気がする。

その一発で脚が無くなっても良いからもっと踏むべきだ。

これはリアルレースを久しぶりに走る時も感じる事。

自分の限界を超えていきたい。

 

それにしてもトシゴロー筆頭にみんなエコノミー過ぎる(;´Д`)

なぜそんなにエコに走れるのだろうか・・・。

自分ではポイント以外温存したつもりなのに、全然エコじゃない。

ここにもまだ伸びしろがあると思う。

道中を温存出来ればその分ポイントで踏める可能性が高いから。

とか言って温存しようと思うと中切れしたりして余計に脚を使うんだろうな・・・。

上手く走りたいもんだ( ^)o(^ )

 

あと反省というか今後の課題としては、やはり決定力が足りない。

それなりの位置、順位で走る事が出来ても、トップを獲れない。

パンチ力がめちゃくちゃ高いトシゴローを見てると「勝てる選手」だなと思う。

意識してどうにかなる問題では無いし、直ぐに身に付くものでもないけど。

パンチ力・決定力・勝てる選手。そういうのは意識していきたい。

まとめ

今回初めてZwift Racing Leagueに参戦させて頂いた。

とてもハイレベルなレースでとにかく楽しかった。

とりあえあず今回のAPAC Division2ではそれなりに通用する事が分かったので、次戦以降はもっと積極的な走りをしたい。

ちなみに次戦は約24kmのTTT(Team Time Trial)だ。

TTTなんてやった事ないぞ・・・。

チームで要練習だな。

出させて頂けるレースは全力で楽しんで全力で勝ちに行こうと思います。

ありがとうございました!

また次戦以降もよろしくお願いいたします!!

KNTさんが今回のレースをYouTube配信してくれていたので、そちらもぜひ併せてご覧ください。

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