今日は新潟県Zwiftミートアップレースの第2戦。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました(^O^)/
今回もクラスBは実況、クラスAは自身で参戦しました。
どちらも自分目線でのレポートを書きましたので、もし良かったらご覧ください。
目次
クラスBレースレポート
まずはクラスBのレポートです。
クラスBは69名の方からエントリーして頂きました!すごい!
今回のコースはOcean Lava Cliffside Loopを2周で約40km。
スタートから5km地点まではローリングです。
途中、急勾配で1~2分登るパンチの効いた区間、通称「Z坂」があり、そこが勝負所。
クライマーよりはパンチャーやスプリンター有利と思われます。
クライマーはスプリンターを振るい落とすべく登りでセレクションをかけ、どこかのタイミングで少人数の逃げを決めたいところ。
パンチャーも登りでスプリンターを消耗させ、純粋なパワー勝負のスプリントではなく消耗戦に持ち込みたいでしょう。
スプリンターはとにかく食らい付いて、最後にスプリントを爆発させたいですね。
さてさて、どうなる!?
レース展開
リアルスタート後、一気にペースが上がります。
集団が縦長になり、ここで脱落してしまった方も・・・。
このスタートダッシュが本当にきついですよね。
さて、すぐに最初のZ坂へ。
H.TakaさんやU.HAMAさんがペースを作り、6~7倍ほどで登って行きます。
急勾配区間を終えるあたり、橋に入る手前でT.sskさんが単独で飛び出し!
この動きにIIBOSHIくんがブリッジ!
と思いきやそのままT.sskさんを抜き去って先頭に立ちます。
後ろからはR.SugiharaさんがT.sskさんに追い付き、
IIBOSHIくん→T.sskさん、R.Sugiharaさん→集団 という構図になります。
一時的にY.InoueさんがIIBOSHIくんに追い付きますが、すぐに垂れてしまいました。
しばらくは逃げ→追走→集団の構図が続きます。
IIBOSHIくんは第1回に続いて積極的な動きでレース展開を作ります。
しかし下って海底トンネルに入ったところでIIBOSHIくん、T.sskさん、R.Sugiharaさんが集団に吸収されてしまいました。
このコース、登りで抜け出したとしても下りが長くやはり集団有利ですね。
逃げを吸収した直後、もえまぐがカウンターアタック!
しかし即、吸収!本当に直ぐ吸収されました。笑
積極的な動きは良いですよ。SARISライダー!
その後は目立った動きは無く2周目へ。
あっという間に1周完了です。
集団は既に20名いないくらいでしょうか。
2周目に入ってすぐに再度もえまぐがアタック!
ここでも積極的に動いていきます。
この動きにr.-shiotaさん、IIBOSHIくんがチェック。
3名が若干飛び出す形になります。
しばらく3~4秒差で集団から逃げますが、Volcano区間で吸収されてしまいました。
本当に集団の力が有利。
ダート区間の短い登りでK.MellowDuckさん(めろさん)がペースアップ。
集団が縦に伸びます。
この動きで数名が脱落してしまいました。
もえまぐも脱落しましたが、アタックのダメージが残っていたかと思いきや通信落車だったとのこと。笑
ここで千草は残っており、今回の新潟女子選手同士の闘いは千草に軍配!
そしていよいよ2回目のZ坂へ。
S.SHINICHIROUさん、shiotaさんが早めのペースアップ。
意外とガツンとアタックかからず、5倍前後で登って行きます。
しかしながら3~4名が脱落してしまいました。
K.Nanbaさんあたりが積極的に前を引きます。
これで10名ほどの集団となりました。
更にIIBOSHIくんがペースを上げますが、ここでは逃がせて貰えません。
スプリントに強いアークさんやあるびのさん、めろさん等がしっかり残っており、このままではスプリント勝負になりそうな雰囲気です。
新潟勢ではH.Kenny’sさん、Murayamaさんが残っています。
スプリントに持ち込ませたくない選手によるアタックがあるかと思いきや、目立った動きはありません。
海底トンネルを抜けるところは若干のペースアップはありますが、集団は一つのまま。
このままゴールスプリントへと入ります。
あるびのさんが早めに仕掛け、これは明らかにアークさんの発射台では!?という動き!
アークさんがぴったりと後ろに付けて、盤石の体制でスプリントへ!!
しかし思ったよりもアークさんのスプリントが伸びない!
そこで今まで脚を溜め続けたMurayamaさんのスプリントが炸裂!
追いすがるNanbaさんをかわして優勝!!!
おめでとうございます!
いやー面白い展開でした。
盤石の体制が上手くいかないこともある。これもロードレースの醍醐味ですね!
リザルトは、
◉ クラスB ( 3位までは次回クラスAへ昇格 )
1位 M.Murayama [ 39/27 ]
2位 K.NANBA
3位 TOMOAKI IIBOSHI [ VCFUKUOKA Youth ]
4位 KENTARO MELLOWDUCK [ EMU/15AO/HZM]
5位 r-Shiota@1966
※敬称略
となります。
みなさま、お疲れ様でした!!
所感
今回もBクラスとはいえ非常にハイレベルなレースだったと思います。
勝負所でのペースアップ、意表を突いたアタック、盤石かと思われたゴールスプリントでのまさかの展開。
とても楽しいレースでした。
登りが短いながらもキツいコースでしたので、なかなかサバイバルな展開でしたね。
前回のほぼド平坦とはまた違ったレースが楽しめたかと思います。
また今回は69名のエントリーと前回の47名を大幅に上回る人数でした。
人数が多いほどレースの展開も生まれやすいと思うので、本当に沢山の方にご参加頂き嬉しかったです。
ただその分、脚力差も生じてしまいます。
ですので今後はもう少しカテゴリの細分化も考えています。
より多くの方からご参加頂き、ご参加の皆さんそれぞれが楽しめるよう工夫していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します!
クラスAレースレポート
さて、次は自分自身が参加したクラスAのレースレポートとなります。
クラスAは40名の方からエントリーして頂きました。
コースはBと同じくOcean Lava Cliffside Loop。
これを3周の約60km(スタートから5kmはローリング)。
今回も強豪Zwifterが集まり、かなりハイレベルなレースとなる予想でした。
注目選手としては、Zwift Racing Leagueのプレミアリーグで世界のトップZwifterと勝負している
・K.Abekiさん
・H.Sasauchiさん
は筆頭でしょう。
ZRLのAPAC Div2で共に闘っているY.Kobayashiさん(ZWC)、Focus OJISANさん(VIGORE)もクライマー系の強豪選手。
スプリンターではJ.Iさん(JETT)さん、トシゴローなどが強力でしょうか。
もちろんまだまだ多数の強豪選手がいますので、誰が勝ってもおかしくないメンバーでした。
レース展開
自分としての作戦は今回も「アタック&エスケープ」です。笑
・レース主催者として盛り上げる
・スプリンターを振るい落とす
・トシゴローのアシスト
等の意図がありました。
特に今回のコースはトシゴローが得意とするパンチャーコース。
チームNGT(新潟)として考えると、おそらく自分より勝率が高いトシゴローに勝負して貰えたら良いなと思っていました。
特に事前の打ち合わせとか無かったんですけどね。笑
スタート前にトラブルがありつつも皆さんの優しい対応で無事にスタートする事が出来ました。
大変申し訳ありませんでした。
さてさて、無事にリアルスタートが切られて早速ペースアップが掛かります。
Bクラスのレースの時点で既にビールを飲んでいたk.ohnoさんがファーストアタック!
しかし決まりません。この後、ohnoさんを見ることはありませんでした・・・。笑
ZWCのKobayashiさんがohnoさんをかわして先頭に出ます。
ZWCは強い選手を枚数揃えていますので、チームとしてレース展開を作っている印象でした。
しかしこれは決まらず、次に動いたのは前回Bクラス優勝で昇格したKanekoさん。
KNTさんの無茶振り通りアタックしてくれました。笑
しばらく単独で逃げますが、1回目のZ坂で思いっきり速度差を付けて吸収されてしまいます。
Z坂ではZwifterシゲさんが先頭に出る場面も!
ご覧の通りさっそく真っ赤です(8倍以上)。
そこからKobayashiさんがカウンター気味に飛び出します。
これは良い勢い。
集団は当然、縦長となります。1回目からかなりセレクションがかかる動きとなりました。
このKobayashiさんの動きに乗っかろうと思い、自分もペースアップします。
Kobayashiさんと一緒に行けたら良いな~と思いましたが、単独で抜け出すことになります。
なんとか長いこと逃げたい。逃げさせてーとコメント入れました。笑
しかし集団が活性化して一気に詰められます。
そのタイミングでmiuraさんが単独ブリッジ!
これは心強いです。
しかししかし、やはり集団が有利。
集団が活性化したこともあり、海底トンネルで吸収されてしまいました。
カウンターでSugiさんがアタックしますがなかなか集団が許してくれません。
この時点で既に15名程度・・・。早くも絞られています。
そして更にカウンター気味にKobayashiさんがアタック!
このアタックが決まってしばらくKobayashiさんの単独逃げが続きます。
さすが強豪選手。常に5~6倍で巡航していました。5bayashiさんです。
そのまま2周目へ突入します。
Volcano区間が終わる頃まで5bayashiさんが逃げますが、StarFoxさんの動き等で一気に吸収となりました。
ここからSasauchiさんのターン!
単独で抜け出します。
ZWCによる波状攻撃。やはり強い・・・。
ZRLのプレミアリーグを走るSasauchiさん、チャットを打ちながら6倍巡航くらいしています。おかしい。何かおかしい。
単独逃げのまま2回目のZ坂へ。
後続でガツンとアタックは掛かりませんが、当然縦伸びはします。
少しずつ人数を減らし、Z坂を終えると10名ちょっとまで減っていました。
しかしここでもSasauchiさんと差が詰まらない!なんちゅー逃げや。
さすがにこの選手を逃がし続けるのはちょっと怖い。
下りちょっと踏みましょう、と声を掛けて吸収を狙います。
少しずつ集団のペースが上がり、Sasauchiさんも「大人しく吸収されます」と。
ブラフかな?と思いましたが下りに入るあたりで吸収となりました。
下りの勢いでStarFoxさんがアタック。積極的に動いています。
下りでのアタックはかなり体重とパワーの絶対値が必要で難しいです。
軽量級の自分にはこの動きは出来ない・・・。
StarFoxさんは直ぐに吸収され、Sugiさんがカウンターアタック。
Sugiさんも積極的に動いています。
ここもまだ下り切りのスピードが維持されていて、抜け出すにはかなりの出力が必要です。
やはり逃げは決まりません。
自分はここで虎視眈々と次のチャンスを狙っていました。
少し集団が落ち着き、下り切りのスピードも落ち着いたところでアタック!
10倍ほどで踏んだあと5~6倍の巡航へ移行します。
これがなかなかタイミングが良く、単独抜け出しに成功しました。
出来ればZ坂を登り切るまで逃げたい・・・。
しばらく300W前後(5~6倍)での巡航で逃げ続けます。
しかしダート区間の短い登りで集団でペースアップが掛かり、一気に詰められてしまいました。
悪あがきで再度10倍ほどで踏み直しますが、つづらの緩下りであえなく吸収となります。
さすがに相当脚を使いました。
Z坂まで距離が無く、回復の時間が足りません・・・。
トシゴローに「あとは任せたよー」と伝えて、ここでほぼ終わりかなと思っていました。
Z坂までは動きがなく、いよいよ本当の勝負所である3回目のZ坂へ突入します。
oshioさんがZ坂前でやや早掛け。
しかしZ坂突入後すぐに集団に飲み込まれます。
一気にペースアップが掛かり、集団は縦長に。
そんな中で先頭に出たのは・・・
やはりこの選手。Abekiさんです。
おそらく余裕を持って先頭に出た、という感じでしょうか。
少し踏みやめたタイミングでmiuraさんが更に先頭へ躍り出ます!
自分は既に瀕死状態!
先頭の数名から2~3秒差を空けられてしまい、これはもう無理か・・・という心境です。
しかし諦めずに何度も何度も踏み直して、ギリギリで集団に追い付くことが出来ました。
首の皮一枚繋がる、とはまさにこのことです・・・。
自分が限界ギリギリで集団に追い付くなか、先頭ではSasauchiさんがmiuraさんへ単独ブリッジ。
強力な2名が抜け出す形となります。
続く集団は7名。Z坂の攻防で9名にまで絞られました。
逃げている2名はmiuraさんがVIGORE、SasauchiさんがZWC。
集団にはmiuraさんのチームメイトのFocus OJISANさん、ZWCではAbekiさんとKobayashiさんが2名。
そしてJETTのJ.Iさん、NicoのSugiさん、トシゴロー、自分。
これはヤバい。逃げを追う人が限られている。
自分はもう最後の勝負に絡む脚は無い。
となれば、トシゴローのためにアシストするしかない!
集団復帰後、休む間もなく先頭を引きます。
Sugiさんやトシゴローも集団のスピードを上げるべく先頭でグッと引いています。
しかしなかなか先頭の2人と差が詰まらない!!
集団が上げると2名も上げる。まだまだ脚を残しているのと、とても上手い動きです。
集団も海底トンネルを抜ける緩登りでペースアップを図りますが、前の2名が強い・・・。
トシゴローから「りゅーじさん回しましょう」と言われるも、自分にはもう脚がありませんでした。
2名は未だ勢いが衰えません。
そして集団ではJ.Iさんがこのタイミングでまさかの0w。痛い通信落車でした。
このあたりで先頭2名の逃げ切りが確定。あとはどちらが勝つか!
そして3位争いの集団は誰が獲るのか!
緊迫のゴールスプリントを制したのは・・・・・、
miuraさん!!!
おめでとうございます!!!
2人逃げ切りからの圧巻のゴールスプリント!凄かった。とにかく凄かった。笑
Sasauchiさんもさすがの強さでした。とんでもない人たちやホンマ。
そして後続、3位争いのスプリント。
自分がやや早掛け気味にスプリントを開始し、そのまま集団がなだれ込むようにスプリントへ!
それを制したのは・・・
Abekiさん!!さすがのスプリント力!!
次いでトシゴロー、Kobayashiさん、自分の順でした。
トシゴローはエアロブーストを持っていたのにアイテムスイッチが上手く作動しなかったようです。笑
という事で正式リザルトは、
◉ クラスA
1位 DAIKI MIURA / VIGORE
2位 Hidenori Sasauchi [ ZWC ]
3位 KANJI ABEKI [ ZWC]
4位 TOSHIGORO MGW [ NICO ]
5位 YASUYUKI KOBAYASHI [ ZWC ]
※敬称略
となります。
皆さん、お疲れ様でした!!!
所感
今回も予想通りとてもハイレベルなレースとなりました。
個人的には2回アタックを成功させて逃げられたこと、
そして逃げながらも最後のZ坂でギリギリ集団にしがみ付けたことが良かったですね。
主催者として展開を作り、少しはレースを盛り上げることが出来たと思います!
レース全体としてはやはりZWCが主導権を握っていたと思います。
しかしながら最後はmiuraさんが勝利!
観ている方としてもとても見応えのあるレースだったのではないでしょうか?
序盤で千切れてしまった方には面白くないレースだったかもしれません。
Bクラスの所感でも書きましたが、その辺は今後クラス分けを細分化していくつもりです。
皆さんがより楽しめるよう工夫していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。
まとめ
Aクラススタート時にトラブルがありましたが、何とか無事に第2回新潟Zwiftミートアップレースが終了しました。
今回も大勢の方からご参加頂き、また、YouTubeやTwitter等でコメント頂き、本当にありがとうございました。
ミートアップのスタート、YouTube配信、Discord等、これから改善していきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
次戦は2月中旬以降の予定です!
ぜひお気軽にご参加ください。
KNTさんのYouTubeチャンネルでライブ配信が観られますので、ぜひご覧ください(^O^)/