第54回 JBCF 東日本ロードクラシック群馬大会 Day-3 クラスタE2 レースレポート

さて、昨日は軽めに1時間ちょい流すだけにして迎えたDay-3。

ゴールスプリントで勝てる気がしない相手がいる中で、どう戦うか・・・。

結果やいかに。

 

タイムスケジュールは以下のとおり。

03:15 起床、朝食、準備

04:00 自宅出発

05:45 会場入り、受付、準備

07:30 試走1周でアップ

08:10 スタート

 

目次

目標と展開予想

目標

目標は先日と同じく3位以内の表彰台

ただ先日が7位だったので最低ラインを引き上げて、6位以内には入りたいところ。

 

最高なのは優勝。

3位以内なら素晴らしい。

6位以内には入りたい。

展開予想

先日は序盤からの逃げ切りを許してしまったので、今日は逃げが決まらないだろうと予想。

特に本多晴飛くんは徹底マークを受けるでしょう。もちろん自分もマークしまっせ。

それでも飛び出したい選手たちによるアタック合戦で人数を減らしていく感じかな。

最後は最低10人以内、出来ればもっと少人数での勝負に持ち込みたい。

晴飛くん、鳥倉くん、五十嵐くんの3人は徹底マーク。

だがスプリントでは勝てる気がしないので、やはり心臓破りで飛び出すしかないか・・・?

レース展開

今日はローリングスタートが半周のみ。

リアルスタート後にいきなりアタックが掛かると出遅れる可能性があるため、早めに並んで先頭付近でスタート。

なのにクリートキャッチをミスってしまい若干位置を下げる。後ろの人すみません・・・。

 

結局リアルスタートは10~20人の間くらい?

リフト坂や心臓破りでサクっと位置を上げて先頭付近へ。

今日は登りでのガツンというアタックは無いけど、全体的にペースが速い。

晴飛くんは案の定徹底マークを受ける。鳥倉くんも明らかに晴飛くんをマークしている。

やはり逃げを許すまいという感じで集団が動き、その結果ペースが緩まない。

途中、E3の落車でニュートラルが入りつつも序盤はほぼ8分台のラップを刻んでいく。

 

このペースでどんどん人数が削られて行き、6周目くらいには10人ちょっと。

自分はまだ余裕がある。いいぞー。もっと減ってくれ~。

ちょっと位置を後ろに取って温存すっかー。

 

なんて思ってたら6周目完了直前のホームストレート、目の前で落車発生。なぜ!?

やばい!巻き込まれる!

と思いながら身体が本能的に反応してくれて、ブレーキしながら落車した選手を右に避ける。

次は右のフェンスに突撃しそうなところを左に切ってギリギリかわす。

間一髪、落車を回避することが出来た。

自分で言うのもアレだけど、自分のボディバランスとバイクコントロールに本当に感謝した瞬間だった・・・。

いや、運が一番だけど。

自分から後ろはみんな巻き込まれてしまったようだ・・・。

 

安堵したのも束の間、前には7~8人ほどが先行。

結構な差が開いている。このままではレースが終わる。

慌てて全開で追走して、半周ほどで何とか追い付くことが出来た。

さすがに脚を使ってしまったので、何度かローテをパスさせて貰った。

このタイミングでアタックが掛かったらかなりヤバかったが、幸いにもアタックかからず命拾い。

 

と思っていたら次の周(8周目?)の心臓破りで晴飛くんがアタック。

キツかったが何とか食らい付いて、この動きで6人に絞られる。

54秒418W

 

残った選手は、

晴飛くん、鳥倉くん、五十嵐くん、イナーメの中野くん(Day-1で4位)、ラバネロの神村くん(Day1・2のユース2連勝!)

やっぱり強い人が残っちゃうか~~~。みんな若いし(;´Д`)

 

 

6人に絞られたこと、今までのペースが速かったことなどから少し落ち着く。

9~11周目は人数減らず、ラップは9分台。

途中、鳥倉くんが下りでナチュラルに抜け出して五十嵐くんがブリッジ。

その動きに反応して3人で先行する場面があったが、すぐに緩んでしまった。

また、10周目だかの心臓破りで神村くん、鳥倉くんと3人で抜け出す場面もあったが、これも決まらなかった。

自分にもう少し脚があれば、そこから強く引いて後続との差を広げることも出来たかもしれない。

 

結局6人のまま最終周へ。

どうするか・・・。

中野くんと晴飛くんが若干キツそうな感じで、もしかしたらこのままスプリントまで行っても3位以内の可能性は高いんじゃないかと考える。

登りで抜け出すほどの脚は残ってなさそうだし・・・。

と、やや弱気になってしまった。

ちょっと迷いつつ、スプリントを意識して心臓破りに備えることにした。

もちろんその前に動きがあれば反応するつもりで。

 

みんなもスプリントに備えたい気持ちがあったようで、大きな動きなし。

心臓破りもアタック掛からず、バックストレートからめちゃくちゃ牽制が入る。

鳥倉くんの番手に付きたくて位置取ろうとするが、五十嵐くんに取られてしまった・・・。

 

 

最終コーナーも牽制のまま、ホームストレートへ。

あれ、ここからだともうゴール近くね?

という距離感で、たぶん残り200mほどからスプリント開始。

位置取りもタイミングも悪く、脚もなく、撃沈・・・。

5位ゴールとなった。

 

勝者と敗者の明暗が分かれる瞬間を捉えた写真。

悔しさ溢れますな・・・。

リザルト、パワーデータ

リザルト

5位/56人出走(TOP+0.805秒)

 

やっぱりスプリントは鳥倉くんが圧倒的だった・・・。

晴飛くんも徹底マークを受けながら動いて動いて4位。完敗だ。

神村くんも五十嵐くんも中野くんも強かった。

このメンバーに残れただけで御の字。

良いメンバーでレースが出来て楽しかったです。

 

 

パワーデータ

1:54:52 AP210W NP259W

ゴール後すぐにラップ切るのを忘れてしまって、5分ほどのクールダウンも含めたデータです。

 

振り返りと今後の課題

振り返り

◎良かった点

・サバイバルな展開でしっかり先頭集団6人に残る事が出来た。

・落車を回避出来て、諦めずに先頭へ追い付く事が出来た。

・先日よりクレバーに走る事が出来た。

・一応、6位以内には入れた。

 

●悪かった点

・6人でのスプリントを選択した。

・スプリントの位置取り、タイミングが悪かった。

・心臓破りでアタックしなかった。

 

最終周に弱気になってしまい、自分からアタックしなかった事が一番の反省。

自分は少人数に絞られた後ならそこそこスプリントが出来ると思ってたけど、このレベルではダメらしい。

そもそもスプリントで勝てる気がしない人がいるのにスプリントを選択するなと!

何故かレース中だと「もしかしたらスプリントで勝てるんじゃね?」って思いが浮かんじゃうんだよな・・・。

 

JPTのレースで増田選手が最終周の心臓破りでホセ選手と抜け出して、2人のスプリントで優勝したのは感動した。

やはりクライマー(自称)は群馬みたいなコースではスプリントなんて選択しないで、自分から動かなきゃダメだ。

それでアタックが成功しなかったとしても、スプリントでズブズブ沈むよりはずっと良い。

 

とは言え、スプリントも出来るに越したことは無い。

なかなか普段のトレーニングでレースのゴールスプリントのような事を練習するのは難しいけど、やれる事は意識してやってみよう。

また、Zwiftでのトレーニングが多くて、スプリントやアタックでややケイデンスを落としてギアを掛ける癖がついてしまっていたかもしれない。

その辺も今後の課題だ。

今後の課題

・自分のストロングポイント、アタックポイントを意識して動く。

・スプリント力、アタック力を磨く。

・高回転で高出力を出す練習をする(ダンシング)

まとめ

ひとまず今日も無事に完走することが出来てなにより。

落車は本当に危なかった。

運もあると思うが、少し位置を下げてしまっていたことも反省。

結局最後に残った6人で自分以外は落車発生位置より前にいた。

つまり、そう言うことだ。

 

2日間のリザルトは7位、5位と微妙なところだけど、安定して上位に入れた事は良かった。

こういったレースを積み重ねて行けば、きっとチャンスは巡って来る。はず。

次戦は宇都宮ロード。

頑張っていこう。

 

参加された皆さん、お疲れ様でした。

レース展開等、記憶違いがあるかもしれませんし、あくまでも自分の印象で書いています。

もし気分を害された方がいましたら申し訳ありません。

 

運営、スタッフの皆さん、ありがとうございました。

写真を撮って頂いた方々も、ありがとうございました。

落車された方々の早期回復を祈ります。

それではまた!

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