【レースレポート】富士クリテリウムチャンピオンシップ【りゅーじ】

こんにちは!りゅーじです。

3月19日、20日に行われた富士クリテリウムチャンピオンシップ(第1回Jatco富士山サイクルロードレース)に参加してきました。

JBCF、JCL、JICFの3団体合同で行われる大会。

普段はリーグが違う選手たちと走れるという貴重な機会。

とても楽しみにしていました。

2日間のレースレポートとパワーデータを公開します。

機材、ウェア、サポート

今回は前後輪CLX50で

 

バイク:S-WORKS VENGE 7.1kg

ウェア:ONYONE 肚力 腱力

シューズ:LAKE CX332

インソール:SOLESTAR ブラック

スマートトレーナー:Wahoo Kickr V5

サプリメント:

ACTIVIKE リカバリープロテイン・グランフォンドウォーター・スピードウォーター

つじトレーニングジム ミトロングV

ステッカー:C's design works

メンテナンス:自転車の駅サガミ

トレーニング管理:STRAVA

日頃からのサポート、本当に感謝致します。

Day-1、富士クリテリウムチャンピオンシップJBCF予選

まずは1日目のJBCF予選から。

今大会は3団体ごとに予選が行われ、25位以内が決勝戦へ進出。26~45位が交流戦へと進出する。

予選は15周で約27km。

目標、展開予想、作戦

目標は25位以内で決勝進出

最低でも45位以内で交流戦へ進出したい。

ただ全員がそれを狙ってくる中でどこまで走れるか。

 

展開予想としては、スプリンターを擁するブリヂストンや愛三が集団をコントロールするのでは無いか。

全チームが決勝へ人数を残したいため、アシストに徹する選手はいなさそう。

また逃げは出来ないのではないか。

ラスト1~2周はブリヂストンや愛三がトレインを組んで高速な展開になるのではないか。

そんな風に予想。

 

作戦としては、常に集団真ん中ほどに位置取り、ラスト2周で25位以内になだれ込むということ。

特にラスト2周は確実に上位へ入ってくるであろうブリヂストンや愛三の選手の後ろに位置取りたい。

そうすればスプリント力で劣る自分でもなだれ込めるのではないか。

つまり位置取りが全てである。

レースレポート

まずはプロのクリテに慣れるため序盤は様子見。

やはりスピード域が高く、密集度も高い。

位置取りは気を抜くといつの間にか最後尾付近に下がってしまう。

ヘアピンコーナーの抜け方が非常に重要で、上手くいけば脚を使わずに済む。

ギア選択を間違ったり、過度に減速してしまった場合などは立ち上がりで踏まなければならない。

どの選手の後ろに着くかも重要。

そんな事を確かめながら距離を消化して行く。

 

中盤にはチームメイトの原田さんが逃げに乗るなど積極的な走り。

このレベルのクリテでいきなり逃げられるのは凄い!

ラスト2周で位置取り争いが激しくなり、思うように前に上がれない。

ラスト1周、最初のコーナーで前の選手がミスをしてクリートを外す。

自分もその煽りを受けてクリートを外しつつも耐える。

立ち上がりでかなり出遅れてしまいフルもがきで集団中ほどへ復帰。きつい。

そして最終コーナー、今度は前の選手がチェーンを詰まらせてまたもブレーキ。

その間に集団先頭ははるか彼方。

最後まで諦めずに踏むが時既に遅し。

ゴール直前に発生した落車を避けつつゴールとなった。

リザルト、パワーデータ

リザルト 36位/57人

残念ながら決勝進出はならず・・・。交流戦には進めることに。

 

パワーデータ

40:03(サイコンストップし忘れ) AVS41.1km/h AP218W NP251W

まさにクリテというグラフ。

とにかくヘアピンコーナー後のダッシュの繰り返しだった。

反省点

25位以内を狙いすぎてやや消極的だったように思う。

それでいて結局ラスト2周の位置取り争いには参加できなかった。

失敗レースだったかもしれない。

しかし走っていくうちにプロのクリテリウムのスピード感、密集度、コーナリング等に慣れていけたのが収穫。

成功より失敗から学ぶ事の方が多い、はず。

・常に同じ位置をキープするのは難しい。

・集団後方で休もうと思えば休める。

・コーナーは外の方が楽だが、内を通るスキルがあれば内も行ける。クランクの半止め。

・集団が必ず緩む場面がある。その時に一気に上がれる。

などなど。

次に活かしていこう。

Day-2、富士クリテリウムチャンピオンシップ交流戦

2日目は交流戦。

交流戦は予選と同じ15周の約27km。

入賞等が無いレース。

目標、展開予想、作戦

目標は逃げること。

予選がやや消極的になってしまったため、交流戦は積極的に行くと決める。

序盤からアタック合戦に参加して逃げたい。

 

展開予想としては、着順が関係ないため全員が積極的に動くのではないか。

いわゆる練習レースのようなもの。

逃げたい選手も多いだろうし、逃げを許さない展開が続きそう。

そんな中でも逃げにチャレンジしたい。

 

作戦としては、序盤から前方で展開して自分から逃げるor逃げに乗る。

とにかく脚を使って積極的に行く!

レースレポート

せっかくスタートを最前列に位置取ったのに、思いっきりクリートキャッチをミスる。

後ろにいた方々、大変申し訳ございません・・・。

気を取り直して位置を上げ、アタック合戦に参加

やはり他のチームも練習レースのような感じで積極的。

アタック合戦が繰り返されるがなかなか逃げが決まらない状態が8周目まで続く。

自分も前目で展開し逃げを試みる。

 

しかし決まらず。

7周目に10人ほどの逃げが出来そうな場面があり、そこへブリッジを試みる。

かなりキツかったがギリギリしがみ付くことに成功。

よーし、と思って後ろを見たら結果的に集団を引き連れてきてしまっていた。

この動きで脚を一度ほぼ使い切ってしまったため一旦休もうと集団後方へ。

この8周目に畑中選手ら有力選手達による逃げが形成。

やはり強い選手達は決めるべきところで決めるんだなと痛感。

その後は少し休んだ後にまた前に上がり追走の動きに参加する。

しかし逃げが強く、集団のローテも上手く回らず差が縮まらない。

 

ラスト1周、逃げ切りは確定だがゴールスプリントの練習と思って位置取る。

比護さんから「本田さん、上がるよ」と声をかけて貰うが、他の選手が間にいて後ろに着けず。

逆サイドから上がっての合流を試みるが思うように上がれず。

脚も無く位置取りも出来ず、集団の中ほどでゴールとなった。

リザルト、パワーデータ

リザルト 27位/55人

 

 

パワーデータ

38:53 AVS41.8km/h AP239W NP276W

積極的に動いた分、予選よりかなりパワーが高かった。

W’の減り方も激しい。

7周目のブリッジで一度ほぼ使い切っているのが分かる。

反省点

中盤まで積極的に前方で展開出来たため、予選よりも得る事の多いレースだった。

位置取り、展開、コーナーの抜け方など本当に良い経験になった。

クリテのゴールスプリントでは勝ち目が無いため、積極的に逃げを試みるスタイルで行きたいと思う。

まとめ

西チャレ、富士クリテとJPT開幕前に走れた事は本当に大きい。

スタート直後から千切れてサヨウナラとはならなさそう。

むしろ逃げにチャレンジしようと思えた。

自分のJPT初戦は4月の群馬を予定。

初戦に向けて更に上げて行きます!

サポート、応援、スタッフ、ボランティアの方々本当にありがとうございました!

 

そして今回のレースでも色んな人に会えた。

UCI e-Sports世界選手権を共に走った池田さん、高杉さんと。

Zwiftで出会ったメンバーとプロのレースを走ることになるとは感慨深い・・・。

 

そして更に感慨深いのはこれ。

UKYO入りしたハヤトと。

ハヤトが中学生の頃に自分がF(t)麒麟山Racingに加入した。

その時からハヤトに負けないように頑張ってきた。

そしたらいつの間にか2人ともプロの舞台へ。

感慨深すぎて涙が出るぜ。

 

こちらはハヤト、花梨ちゃんと。

もえまぐろにとっての花梨ちゃんが、自分にとってのハヤトのような存在。

こうして4人で写真を撮れたのは本当に嬉しい。

 

これからも精進していきますので今後ともよろしくお願い致します!

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