みなさん、こんにちは!High Ambition 女子サイクリングアカデミーの本田母映です(*^^*)
2022年3月20日(日)第1回富士山サイクルロードレース・富士クリテリウムチャンピオンシップのレースレポートをお届けします。
静岡県富士市の富士市役所前の青葉通りを通行止めにして、この日のために設営された1周1.8㎞の特設コースでレースが行われました。
今日の一言
強豪選手のアタックにしっかり反応する意気込みで、積極的に走る。
今日の重要なポイント
- コーナーからの立ち上がりで脚を使わないように走る
- ダンシングは体幹を安定させることを意識する
レース展開
コースは富士市役所前の青葉通りを往復するのですが、コースの両端には180度ヘアピンの折り返しがあります。
1周1.8㎞の特設コースを10周する18kmのレースでした。エントリーは9名、出走は8名でした。
1lap/10周
マスドスタート。みんなでローテーションをしながら走ります。
スタート直後の180度ヘアピンコーナーの様子です。
1周目折り返しのヘアピンコーナーを抜けたタイミングで日大の川口うらら選手の早速アタックがかかり、反応できずに遅れてしまいます。この動きで、日大の川口選手、岩本選手、法政大学の太郎田選手ら3名が抜け出します。
2lap/10周
かなり距離はあるものの、前に順天堂大学の選手の姿も見えているので必死で追いかけます。
追いつかないと!という気持ちが強く、すごく焦っていて、2周目のヘアピンコーナーでペダルヒットさせてしまい落車しました。
右半身と頭を地面に強くぶつけてしまったらしく、ここで落車DNFとなりました。
転んでから自走でピットまで戻ったらしいのですが、ここらへん記憶がありません。
ちゃんと乗っているけど、記憶がないとき👆
記録
リザルト DNF
競技人生初のDNFとなりました。
女子のトップ選手たちはAVS 37kphを超えており、とてもハイペースなレースだったようです。
サポート
~機材/ウェア/トレーニング~
フレーム:YONEX carbonex
タイヤ:MAXXIS クリンチャー HighroadSL
チューブ:Tubolito
ウェア:ONYONE
シューズ:LAKE CX332
インソール:SOLESTAR コントロール
日焼け止め:Agressive design
ステッカー:C's design works
スマートトレーナー:SARIS
サプリメント:つじトレーニングジム ミトロングV ・・・今回もレース前に3粒飲みました!
トレーニング管理:STRAVA
メンテナンス:自転車の駅サガミ
日頃からのサポート、とても感謝しております。
~Special Thanks~
High Ambition
カメラマン:Sei Ruote e Fotografie
アドバイザー:今中大介さん
コーチ:須田晋太郎さん
チームマネージャー:加藤修さん
振り返り
今日の良かったことや気付いたこと
落車の原因はヘアピンコーナーでのペダルヒットでした。立ち上がりで脚を使わないようにと、早めに足を回し始めることを意識しすぎたせいだと思い、とても反省しています。周りの選手を巻き込まなかったことと、軽い怪我で済んだことが不幸中の幸いだと思います。
でも落車の本当に原因は「気負い」や「プレッシャー」からくる焦りだったと思います。
テクニカルなコーナーに対する苦手意識はあまりないのですが、焦りが普段しないようなミスの引き金になったと考えています。
今回の大会はチーム拠点での開催で、ありがたいことにチームの関係者の方やお友達が沢山応援に来てくださいました。
(良い走りをしないと)(結果を残さないと)と自分でも気づかないうちに自分自身に大きなプレッシャーをかけてしまっていました。
その証拠に、落車して真っ先に浮かんできたことと今でも心の大部分を占めていることは「入賞できなかった」でも「怪我してしまった」でもなく「サポートしてくださる方、応援にきてくださった方に申し訳ない」という気持ちでした。
話が大きくそれますが、BUMP OF CHICKENのノーヒットノーランという曲の歌詞にこんな一節があります。
好きな時に好きな事をして時々休み
それがいつの間にか
誰かに何か求められて
誰にも甘えられない
ライトからすぐ逃げたいよ
自分が打たなきゃノーヒットノーランの完封負けとなってしまうスラッガーのプレッシャーと戦う気持ちを歌った曲です。
レベルは全然違うのですが、私も楽しく自転車に乗っていただけだったのが、こんなにも多くの方に注目していただき、応援されるようになって、知らず知らずのうちにプレッシャーを感じていたのだと思います。
じゃあどうすればよかったのか?は次の段落が答えになります。
今日をもう一度やり直せるなら
「ゴールができればいいや」くらいの気持ちで、スタートラインに立つ。
目標達成に向けて・成長の記録
少しネガティブな振り返りになってしまいましたが、敢えて今の状況をプラスに捉えるとすると「失敗レースから学ぶことがの方が多い」ということです。
気負いやプレッシャーが焦りになってしまった自分に気づけたことは大きな収穫でした。
(最初は失敗の原因を探すのにテクニカルな面ばかりに目を向けていましたが、夫が沢山ヒアリングしてくれたおかげで、焦りだったことに気づくことができました。)
今後はうまくマインドセットして、ほどよい緊張感とリラックスした気持ちでスタートラインに立てると思います。
ですので、引き続き応援のほど、よろしくお願い致します!!(決して応援が負担になっているわけではないので、不快に思われた方がいらっしゃったら本当に申し訳ないです。)
チームマネージャーの修さんはいつもどっしりと構えてくださっているので、その楽天的な部分を見習っていきたいです(笑)
最後に
初開催となった市街地の特設コースでのレースは大勢の観客の応援がとても嬉しかったです。
お祭りのような雰囲気で盛り上がり、大会は最高だったと思います。
大会関係者の皆様、サポーターの皆様、素晴らしい大会運営をありがとうございました。