山本山アタックで現状把握&KOMゲッツ、68km

 

目次

かつらおに向けて山本山アタックで現状把握

今週の日曜日に「ツールドかつらお」に参戦予定です。

1周28kmのコースを2周。勝負所の登りは8分半~9分ほどと長め。

JPTの選手や、若手有望株の選手も多数参戦するので相当なハイレベルになると思われます。

正直なところ完走出来れば御の字というレベルだと思います。

 

チームからは田崎さんとハヤトが参戦予定。

田崎さんは状態からして上位に食い込む可能性が高そう。

ハヤトも大学生になりどんどんレベルアップしている。

自分も何とか頑張りたいぞ。

 

てな訳で、そこそこ登りのプロフィールが似てそうな山本山で現状把握してみることにしました。

小千谷生まれ、小千谷育ちとしてはKOMも狙っていきたいところ。

 

山本山ヒルクライムTT 3.1km 232mUP 7.4%

まずは一番メインと思われる山本山ヒルクライムTTのセグメント。

 

ここは勾配が緩む区間が2か所ほどあり、それ以外は勾配10%超えの区間アリ。

長くはないけどなかなかにキツイ登りです。

KOMはバンくんの09:45。自分のベストは09:59。

最低限自己ベスト、出来ればKOMを獲りたいところ。

 

スタートから突っ込んで入る。

温存はナシで、突っ込んだままなるべく維持するように頑張ろう作戦。

あわよくばブレイクスルーを狙って。

序盤は320Wほどで推移して、勾配が緩む区間もダンシングからのエアロポジションで維持。

息が上がって心臓バクバク。かなりキツイ。

それでも「このままイケる。粘れ粘れ粘れ。」と頭の中でセルフ鼓舞させていく。

が、中盤から明らかに垂れてしまい苦しい展開に。下がりゆくパワー。

しかし残り1kmを切ってタイムをチラ見するとKOMペース。

もう一度セルフ鼓舞させて何とか粘ってKOMゲッツ!

さすがに序盤突っ込み過ぎた・・・。ゴール後マジで倒れそうだった。

 

09:21 304W

 

後半かなり垂れた割に9分300W超えは自分にとっては好リザルト。

もう少し鍛えれば10分310Wくらいが見えてくるか・・・?

mt.yamamotoyama 塩殿側 3.2km 214mUP 6.2%

続いては塩殿側のセグメント。

こちらも勾配が緩む区間があり、平均勾配はメイン側より緩い。

 

こちらのKOMは外来種のお2人(笑) 09:09と好タイムだ。

自己ベストは09:40。

ここも最低限自己ベストを出して、出来れば地元民としてKOMを奪取したいところ。

 

少し長めに休憩を入れてからスタート。

今度は突っ込み過ぎないようにイーブンペースを心掛ける。

さっきオールアウトしたから厳しいだろうな~と思ったけど、意外と脚が回る。

突っ込み過ぎないから感覚も良い。

勾配が緩む区間もリズム良くペースに乗せてこなしていく。

後半のメイン側と同じ区間はさっきより明らかにパワーもスピードも出た。

最後上げていけてKOMゲッツ!

 

08:47 300W

 

さすがにさっきよりパワーは低かったけど、一度オールアウトした後でこれは好リザルト。

こちらは割と上手く走れました。

 

mt.yamamotoyama 西中側 4.8km 262mUP 5.1%

今まで知らなかったけど、山本山はもう1つ登り口があったとな。

どうせなら登っておきましょい!

もう脚も気持ちも終わっているけど(笑)

 

こちらのKOMはカメラマンWDさん。

セグメントとしては3つの中で一番長くて4.8km。

下りながらコースを確認したら、一度下りがあるから休めるか。

中盤以降はメイン側のコースと合流する形。

 

これが今日のラストエフォートと思って気持ちを入れ直してスタート。

調整池までのセグメントもあったのでまずはそこまで頑張って、あとは惰性で登り切っちゃおう作戦。

スタートからなかなかの向かい風で心が折れそうになる。

さすがに脚もいっぱいいっぱい。

調整池までの2分半ほどはなんとか300W超えでこなして、下りはクラウチングポジションで。

メイン側と合流するところで左側から車が来たため一旦停止。タイムロスしてしまったけどしゃーない。

中盤以降は疲労と暑さ(サイコンで35℃表示・・・)でふらつきそうになる。

それでも「これが最後、これが最後・・・。」と頭の中でリピートして登頂。KOMゲッツ!

 

13:45 266W

 

平均パワーはイマイチだけど下りを含んでいるのでこんなもの。

充分に粘れました。

 

そろそろ本当に熱中症に注意ですね~

ここまで補給食を摂らずに来て、ボトルも2つ空になったのでちょいと休憩を。

マスクして手を洗ってコンビニに入ってアイスとコーラとパンを購入。

イートインは使わず外で食べました。

しかし今日は暑い!

予報だと30℃だったけど、実際はもっと高かったんじゃないかと思うような暑さ。

さっきも書いたようにサイコンでは35℃でした。

ここまで暑いと登りのTTとか本当にしんどい。

汗も大量に出るし、水分補給と休憩がより大切になりますね。

身体を少しずつ暑さに慣らしていく「暑熱順化」が必要です。

完全に夏の空。

みなさん、熱中症にはくれぐれも注意しましょ~。

 

帰宅してプロテインと水分補給をした後の体重が53.4kgに。

俺たちのニセコ前日は56.8kgだったのにここへきて一気に体重が落ちました。

まぁ、脱水だと思いますが・・・。

急激な体重減少(脱水)はエネルギー切れや回復の遅れ、夏バテに繋がる可能性があります。

体重はゆっくり落としましょう(;´Д`)

 

68km AVS28.8km/h

AP162W NP219W

 

CTL136 TSB-9

勉強雑記

乳酸について。

解糖系というエネルギー回路の最終代謝産物として乳酸ができる。

乳酸は筋疲労と関連づけられてきたが、筋疲労はむしろ解糖系で生じる多くの酸性物質によって細胞中のpH(酸塩基平衡)が低下することが原因である可能性が高いと言われるようになった。

pHが低下(酸性濃度が上昇)すると、解糖系の反応が抑制されると考えれているらしい。

 

・乳酸は肝臓でグルコースに変換される。

→飲み過ぎによる肝臓疲労に注意したいですね(笑)

・血中の乳酸濃度は、運動後1時間以内に運動前の値に戻るとされている。

→逆に言うと一度溜まった乳酸はなかなか除去されないと言うことでしょうか。

・血中からの乳酸除去は個人の回復能力を表す。

→サガンが乳酸除去能力がめちゃ高いと言われていますよね。

・運動後の軽運動は乳酸除去率を高める。

→ここでもアクティブリカバリー(回復走)が有効そうな話が出ました。

・有酸素性及び無酸素性トレーニングを積んだ人ではトレーニングをしていない人より乳酸除去速度が有意に速い。

→有酸素性でも無酸素性でもトレーニングすれば乳酸除去能力は伸びるということですね。

しかしどちらがより有効なのかはまだ分かりません(勉強していません)。

・血中の乳酸濃度のピークは運動停止後約5分で達する。

→休憩後に脚が重いのはこのためでしょうか。レースで長い下りとか脚を回していた方が良さそうです。

 

今日はこんなところで。

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