Premier Division // Zwift Racing League: Season 3 - Race 1 (Men)【レースレポート】

こんにちは!りゅーじです!

4/6に開幕したZwift Racing Leagueのシーズン3。

なんと今回のシーズンはPremiere Divisionを走らせて頂く事になりました。

正直、自分はまだまだプレミアで走るには力不足です。

ですが、スタートが朝(深夜?)3時だったり、動画配信の環境が必要だったり、デュアルレコード必須でZADA Testが必要だったりと走力とはまた別のハードルがなかなかに高く、たまたまその辺はクリア出来る環境にありました。

せっかく走らせて頂けるので、とにかく精一杯頑張ろうと思います!

てな訳で初戦が終わったのでレースレポートを書きます。

スタート時間、レース前後の手順、レーススケジュール

スタート時間

シーズン3は時間帯がBST(British Summer Time)となり、更にスタートが1時間早まりました。

プレミアは日本時間で3時スタート。なかなかクレイジーな時間帯です。

 

実際は3時台のスタートと4時台のスタートがあり、日によって微妙に違います。

この表はbeniさんが作ってくれました。ありがとうございます!

レース前後の手順

スタート時間が早いこともありますが、プレミアはレースの2時間前からWeight-Inという体重測定の動画を撮って正確な体重を反映させ、その動画をYouTubeにアップしてレース後2時間以内に提出しなければなりません。

ですので仮に3時スタートで4時レース終了だとすると、

01:00~ Weight-In撮影有効

03:00~04:00 レース

~06:00 Weight-In提出期限

と言う事になります。

レース前にはスマートトレーナーとパワーメーターのスピンダウンも必須です。

更にレース後はデュアルレコードとしてセカンダリーパワーソースのFitファイルも要提出です。

今シーズンからZwiftPowerにデュアルレコードをアップする必要は無くなりましたが、専用のGoogleフォームにてFitファイルを提出する事になりました。

そんな訳でレース前後にやる事も多く、一言で3時スタートと言っても実際は前後に多くの時間を要します。

プレミアのレースに出るだけでも色々と大変で、前シーズン毎回これらの手順を踏んでレースに出て、しかも結果を残していたZWCのメンバーは本当に凄いです。

レーススケジュール

レーススケジュールはプレーオフを除くと全8レースで、TTTが3つ、ポイントレースが5つです。

コースは以下の通り。

レース概要、参加メンバー、作戦

レース概要

初戦はTTTです。

コースはDouce Franceを1周の約25km。

ほぼフラットですが微妙なアップダウンが多く、隊列を整えるのが難しいコースです。

序盤のくねくねアップダウンと中盤のKOMでバラけないようにして、後半の平坦はしっかりローテを回す事が大切です。

参加メンバー

初戦のメンバーはこちら。

T IKD (Team ZWC)

Hidenori Sasauchi (Team ZWC)

Kenji Matsuki[ZWC]

Ryusuke Honda (Team ZWC)

※敬称略。順不同。ZwiftPowerより。

TTTと言う事でFTPの高さが重要になります。(実際は30秒ローテだったりするので他の要素もあります。)

各メンバーZwiftPowerでの20分パワーを見ると、

Ikedaさん 320W(6.21倍)

Sasaushiさん 316W(5.91倍)

Matsukiさん 312W(5.47倍)

Honda 294W(5.25倍)

となります。

明らかに自分が弱いです(;´Д`)

ZwiftPowerに反映されないところで1月に20分Maxは315W(5.6倍)を出した事があるのですが、それでも全然足らず・・・。

とにかく全力で頑張るしかありません。

作戦

事前のIkedaさんから作戦指示はこんな感じ。

「ローテは30秒、コーナー区間と下り区間はローテ中断して引っかからないように抜かし合う」

「先頭7倍、6.5倍以上で引けない場合は先頭を引かずにスキップするようにお願いします」

「ローテ順はIkeda、Sasauchi、Honda、Matsuki」

30秒7倍ローテ。

前シーズンのAPAC Div A-2のTTTでは先頭6.5倍前後でずっと回せたのですが、果たして。

場合によっては少しパワーを落とすか、ローテの時間を短くさせて貰うか、順番を飛ばして貰うか、と言う事も必要になるだろうなと。

それでもまずはやってみる!

むしろここで自分の限界を叩くんだと言う意気込みで臨みました。

レースレポート、リザルト、パワーデータ

レースレポート

レース自体のスタートは03:15ですが、TTTは各チームのスタートディレイが決まっていて、今回は14分後スタート。

と言う事で03:29にスタートしました。

 

スタートからやはりIkedaさんの牽きが強い!!

7倍超えで牽いて行きます。

Sasauchiさんも強く、しっかり7倍前後でローテを回します。

 

序盤のくねくねアップダウンは30秒ローテをせず、下りや登り返しの勢いでそのまま前に出るという事の繰り返しで速度を上げていきます。

なのでここは無理せず勢いがついた時に先頭を牽く形にしました。

 

くねくねアップダウンが終わったあと隊列を整えて30秒7倍ローテを再開します。

最初こそ30秒7倍を維持出来ましたが、負荷的にはレッドゾーンを超えている状態・・・!!

先頭を牽く時の負荷ももちろん高いのですが、このメンバーだと後ろに付いてもあまり休めない強度です。

早くも10分ほどで限界がきてしまい、中盤はローテを回せず付き位置となってしまいます。

 

YouTubeのライブ配信でも紹介されています。

何故かレース開始と同時に心拍計が上手く拾わなくなってしまいました(;´Д`)

数値おかしいですが、体感的には190を超えていたと思います。

 

付き位置ならギリギリ付いて行ける状態、それがしばらく続きます。

かなりしんどかったですが、このままでは迷惑を掛けるばかり。

終盤は少しでもメンバーの負担を軽く出来たらと思い、牽ける時にローテに加わります。

しかし30秒7倍なんてもう出せず、6倍前後、しかも短めに15~20秒を牽くのが精一杯。

6.5倍以上で牽けない場合はスキップ、と言われていましたが、少しでもメンバーの負担を減らしたくて牽く事にします。

とっくに限界を迎えている体を何とか動かしたのは、「仲間に迷惑を掛けられない」と言う想いのみでした。

いつ千切れてもおかしくない状態でしたが、何とか最後まで走り切って4人でゴール。

完全にオールアウトしました。

リザルト

タイムは30:52

リザルトは17/19位でした。

パワーデータ

4人のパワーデータは以下の通り。

時間は14分のディレイがあるので実際は30分52秒です。

Ikedaさん、6.2倍とは・・・!強過ぎます。

Sasauchiさんも5.6倍ですが、本来なら5.8倍は出せる力の持ち主です。

Matsukiさんは実は怪我の影響で万全とは程遠い状態の中で出走して頂きました。

それでも最後まで走り切っていて、やはりMatsukiさんがいると心強いなと思いました。

対して自分は上手く走れたとして5.4~5.5倍が限界かと思います。

 

自分のパワーメーターのログはこんな感じ。

Zwiftのライドレポートではこんな感じ。

明らかに序盤で力を使い果たして垂れてしまっているのが分かります。

反省とまとめ

反省

序盤のオーバーペースで早々にオールアウトしてしまい、中盤以降はローテを回せずチームに貢献出来ませんでした。

Ikedaさんは「フルメンバーでは無い(5人まで出走可能)な中では善戦」と言っていましたが、足を引っ張ってしまった感は否めないです。

やはり自分はこのメンバーの中では力不足。

TTTをIkedaさんやSasauchiさんと同じようにローテするのは厳しいです。

レース後のフィードバックで、

「Ikedaさんと他のメンバーとの力の差が大きいため前半はIkedaさん中心に行って他のメンバーは少し温存し、中盤以降全員が力を出し尽くすというのが良いのかもしれない。」

と言う意見が出ました。

どうしても強いIkedaさんに頼ってしまう形にはなりますが、チームとしてTTTのタイムを上げるためにはそう言った作戦が必要かもしれません。

先頭で牽くパワーを抑えてしまうと全体のスピードは上がらないので、ローテの秒数を変更するのが良さそうです。

反省点を踏まえて次のTTTはもっと上手く走りたいと思います。

まとめ

全く良い走りが出来ませんでしたが、ひとまずプレミアの初戦が終わりました。

夜中スタートのリズムやレース前後の手順等もこれで一通り分かったので、徐々に適応していきたいと思います。

また、力不足な事は明白なので、もっと強くなってチームに貢献出来るように精進したいですね。

プレミアに参戦する8週間は、レースを通じて自分自身が成長する大きなチャンスだと思います。

このチャンスをくれたIkedaさんはじめZWCのためにも頑張ります!

今後とも応援よろしくお願い致します!

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