みなさん、こんにちは!女医サイクリストのもえマグロです(*^^*)
前回に引き続き、エントリーを受付中のヒルクライムイベントのご紹介です★
福島県の会津美里町にある大内宿こぶしライン(13.6km 4.1% 576m :前半6.6kmは平坦、残りの7kmが勾配約6.5%)を登る第17回時空の路(ときのみち)ヒルクライムです。2020年5月17日(日)開催で、まさかのハルヒルと日程が被っております(><)
悩みに悩みましたが、今年は時空の路ヒルクライムにエントリーすることにしました!
わたしは時空の路ヒルクライムには過去3回出場経験があります。
過去のレースレポートを時系列で振り返りますので、もしよろしければ読んでいただけると嬉しいです。
第13回大会(2016年)レポート
【リザルト】
タイム 39:12 (年代別15~29歳 1位 女子総合1位)
【展開】
ヒルクライムレースなのに序盤は3kmほど平坦路が続くため、集団走行が有利となるコースプロフィールです。
わたしは整列するのが遅くて、後方でのろのろとしている間に同カテゴリーの選手たちが10人ほど集まって先に行ってしまいました…
コースの試走をしていなかったので、この差を後半で巻き返せるのか脚を多少使ってでも今すぐ追った方がいいのか迷っているうちに、その差は200mほどになってしまいました。
1人で追うのは厳しいと判断し、30秒後にスタートするグループの同じチームのハヤトを待つことにしました(笑)
しばらくすると後ろから「マグロさん!」と先にスタートしたわたしに早くも追いついてきました。
しかもかなりのいいペース(笑)
後ろにつかせてもらったおかげで女子の先頭集団まで追いつくことができました!
ハヤトは登り口に入った瞬間すんごい速さで視界からいなくなりました(笑)
(ちなみにハヤトは断トツ1位でゴールしていました)
ハヤトにつかせてもらったおかげであっという間に女子の先頭に躍り出たわたしに反応してついてきた女性が1人いました。石井さんというこれまたホビーのヒルクライムレースでは表彰台常連の女性です。しばらくひいてから、「次ひいて」と手信号で促すと「…すいません」って謝りながら前に出てくれて…
そのあとずっと淡々と前を走ってくれました。しかもかなり良いペースで!
コースを全く知らなかったし、あと何キロあるかもわからなかったため、甘えて後ろにつかせてもらいました。
まだ余力はあったので、最後は追い抜くつもりでした。
(↑今から思うとめっちゃ卑怯・・・笑えない。。)
石井さんが残り1kmくらいでペースアップして、かなりきついペースだったけど「これについていければ、勝機がある!」と何とかくらいついて、ラスト250m看板が見えたところで一気にスプリントを始めました。石井さんももちろんスプリント体勢!!
諦めずに踏みまくって、最後はほんと車輪差で勝つことができました。
その後、石井さんとはカテゴリが違うことやネットタイム方式で自分がかなり後方からスタートしていたことを知りました(^^;)
ゴール後、石井さんが「速いですね~」と声をかけてくださったのに、スプリント後のわたしは息が上がりすぎて言葉を返す余裕がなくて、前を走っててくれたのに失礼なことをしてしまいました。。
もちろん石井さんも年代別1位!そして、彼女と競り合えたおかげで、女子総合優勝もできました。
【反省】
スタートの位置どりが悪く、集団で平坦区間を走れなかったのはもったいなかったです。
なので、ハヤトの存在は、実にナイスでありました。
フィジカル面は、まだ仕上がっていない感じがあります。それと、シゴトストレススコア高すぎて、オフがオフになっていない現状をどうにかしたいと思います。レストの質も向上させることが大事だと感じました。
第14回大会(2017年)レポート
この大会の2か月前に、執刀を終えてオペ室から病室へ患者さんを送るときにベッド柵にかけてあった携帯酸素ボンベがつま先に落下してきて足の指を3本骨折するという不運に見舞われました(^^;)
タイム 38:27 (女子15〜29歳 1位 総合優勝(1位/55人))
去年の自分のタイム(39:12)を更新すること。
平坦区間のドラフティングなど考えず、兎に角自分のペースで突っ走ろう。
(↑前年の反省が全く生かされていない目標ww)
【展開】
数百メートルのパレードランの後、計測スタートライン〜ゴールラインまでのネットタイム方式。
ネットタイム方式だから後ろからスタートした方が有利だけど、それはあまり気にしないでいけいけゴーゴーでおそらく3番手くらいでスタート地点通過しました。
スタート直後からペースアップし序盤の平坦区間をあげすぎないように先頭で淡々と走ります。追い風基調だったので35〜36kphくらいのスピードが出ました。4km走ったあたりで女子が1名並んできたので背後確認すると3人がドラフティングしている。一旦位置を下げたけれどローテが回る気配なく、黙々とドラフティングしている子もいて悔しかったので交差点右折後からやや登りが始まるところでダンシングをしてアタック!
アタックが決まって、スタート10分ほどから延々とひとり旅。民家の横にある激坂区間はオールダンシングで脚を使いすぎないように気を付けて九十九折区間へ突入。
【振り返り】
★パワーデータ
体重は53.7kgでした。
★反省
昨年総合優勝したのだから、今年は積極的な走りをしようと決めていました。なので、そういうレースができて、さらに去年のタイムを更新(45秒)できたことは嬉しいです。
サドルは監督とmnmさんの助言通りに12mm下げてぶっつけ本番で当日を迎え、アップの段階でかなり低く感じたが、「これがベストだ!」と自己暗示をかけてそのまま臨みました(笑)
骨折した指は神経質になるレース前日に強く痛み、レース後はかなり腫れましたが、レース中はアドレナリンのお陰で忘れることができました。
第15回大会(2018年)レポート
【目標・作戦】
去年の自分の記録(38:27)を越えること。
例年、平坦区間は追い風。今回も追い風基調だけどほぼ無風に近い。タイム更新のためには平坦区間もいいペースで走りたい。
前半から頑張って、最後は出し切るイメージで走るぞ!!
【当日のスケジュール】
3:00 起床
3:40 出発
4:30 阿賀野SA集合
5:20 現地到着 (来年以降は20分後方修正でもOK)
6:30 受付
7:00〜8:00 実走でアップ(45分 TSS 36.6)
8:30 荷物預け、整列
9:30 出走
起床時の体重53.3kg。
朝ご飯はサンドイッチ、飲むヨーグルト、おにぎり、コーヒー。アップ後にジェル1。
レースウェイトは53kgくらいと推測(←どういう計算)
スタート前は、大王とジョーが自走で(片道105km)応援に駆けつけてくれました!
【展開】
年代別カテゴリごとにスタート。他の年代は15秒ほど後からスタートになるネットタイム方式。
わたしは女子では一番最初にスタートするカテゴリなので、後からやってくる違うカテゴリの選手に抜かれたらその時点で総合優勝はなくなります。
リアルスタート後、先頭を走ります。前年の年代別2位だった秋山選手と先頭交代をして走れたお陰で休みつつペースを維持することができました。ありがとうございます。
6km地点のやや緩斜面に入ったところで背後からシフトチェンジの音がしたので、ローテーションを促すサインしたら、後ろについてたのはご高齢のおじさまw
「もぅ70だから、ひけないよ…」
と言われ、かなり反省ww
(ゴール後にお話することができたのですが、この界隈では有名な健脚の社長様でした^^)
いつの間にか1人になっていたらしく、そこからは淡々とイーブンペースで一人旅。
残り4kmで腰が爆発的に痛くなってしまい、サドルに腰を置く位置を変えたりペダリングの意識を変えたりしてみましたが、全く効果がなくて(><)
腰いたい腰いたい腰いたい腰いたい…
という言葉が頭の中を占拠(笑)残り距離を頑張って走りました。
郡山サイクルフレンズの方や沿道で応援してくださる方が
「もえさんがんばれ!!」
と声をかけてくださり力になりました!
ラスト500mくらいで郡山サイクルフレンズの選手を抜きにかかろうとしたら
「なんかやる気湧いてきた!!」と言われ、逆にめっちゃ突き放されてゴールww
おかげさまで出し切れました…!!
タイムは37:48で前年の自分越え達成できました!
【振り返り】
★パワーデータ
37:49 211w NP214w 92rpm
今日も良き一日でした。
やっぱり最高の大会でした。運営に携わってくださった皆様、本当にありがとうございました!!
おすすめポイント
その素晴らしい「オモテナシ」に感動!
お茶わん、スポーツドリンク、温泉の入浴割引券(310円で温泉に入れる)。
謎な組み合わせである(笑)
お茶わんは色が塗られているもの、柄が描かれているもの、無地シンプルなものなど様々。どれが当たるかは、お楽しみなんです(^^)
冷ご飯をこのお茶碗でレンチンすると、明らかにおいしい。本当に不思議だけど嘘じゃないので、ぜひゲットしてみてください!
ゴール地点は太鼓の演奏があって賑やか!
そして、山頂ではじゅうねんアイスとしんごろうというおもちが振る舞われます。
もち米が太い棒に突き刺さっているしんごろう。周りはあまじょっぱい不思議な味付けです。
じゅうねんアイスもめちゃくちゃ美味しい。毎年暑いので、ゴール後のアイスは癒しです。
下山後は豚汁が振る舞われます。
本部では、抽選会があって、地元の食べ物や特産品が当たります。
わたしたちのグループは50%の確率であたりました(笑)
表彰式の様子です。
1位の賞品はA4サイズの瓦の盾と賞状。
瓦スタンドまで、ついてました♬
そして、お米2袋。
胚芽米と雑穀米です。うーん、美味しそう。
さらになんと!
男子ロード、女子ロード、MTBの総合優勝者には、温泉宿泊券が!!
福島はロードレーサーにとっても友好的なところですね。
なんと、これだけの特典がついて、
エントリー料はたったの6千円!安い!!
しかも、各カテゴリで優勝すると大会パンフレットに永遠に名前が刻まれます。
強くて美しい金子広美さんが女子のコースレコード保持者です。
乗鞍6連覇村山利男さんがここでは5連覇してました(笑)
以上、時空の路ヒルクライムのレースレポートとおすすめポイントでした★
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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