遠路はるばる広島まで行ってきました!
いや、さすがに新潟ー広島を陸路は遠かった・・・。
しかし初参戦の西日本チャレンジサイクルロードレース、とても良い経験になりました。
レースレポートとパワーデータを公開します。
スケジュール振り返り
これは自分のために残しておきます。
3月11日(金) 12:30 柏崎出発 → 18:30 京都到着
3月12日(土) 07:30 京都出発 → 11:30 広島到着
3月13日(日) 16:00 広島出発 → 20:00 京都到着
3月14日(月) 08:00 京都出発 → 15:00 新潟到着
機材、ウェア、サポート
今回は前輪をCLX50、後輪をAlpinistにしてみた。
この組み合わせはエアロと登坂のバランスが素晴らしい!
広島のようなコースでは最適解かもしれない。
バイク:S-WORKS VENGE 6.975kg(サイコン込み)
ウェア:ONYONE 肚力 腱力
シューズ:LAKE CX332
インソール:SOLESTAR ブラック
スマートトレーナー:Wahoo Kickr V5
サプリメント:
ACTIVIKE リカバリープロテイン・グランフォンドウォーター・スピードウォーター
つじトレーニングジム ミトロングV
ステッカー:C's design works
メンテナンス:自転車の駅サガミ
トレーニング管理:STRAVA
日頃からのサポート、本当に感謝致します。
目標、展開予想、作戦
目標
目標は完走。
上手くいけば30位以内かというところ。
西チャレは初参加だが、今年はプロチームからの参加が多い模様。
これだけのメンバーのなかで走るのは初めてなため、自分の位置が読めない。
出来れば大きな集団に残って完走したい。
あわよくば30位以内か、それ以上も・・・。
展開予想
序盤からプロチームによるアタック合戦があり、逃げが出来たら落ち着くのではないか(落ち着いて欲しい)。
その時にメイン集団に残れたら大成功。
下手したら一瞬で置いて行かれる可能性もある。
とにかく引きずられながら耐えるのみかなと予想。
作戦
頑張って付いて行く!
これだけ。
レースレポート
1~2周目
レースは1周約12km×7周の86km。
マスドスタート後すぐにペースが上がりそのまま下りへ。
事前にここで前にいないと中切れに遭うと池川さんからアドバイスを貰っていたため20番以内で入る。
このアドバイスのおかげで最初の下りをクリアできた。
しかしプロの選手達はやはり下りが速い。
というか位置取りがシビアだ。
やや遠慮してしまった事もあり、少しずつ位置を下げてしまう。
集団先頭との距離はかなりある。一列棒状な状態。
前の方ではいくつか中切れが発生しているが、下り終えたらまとまるかなという距離。
下りを終えてハイペースなまま登りへ突入。
三段坂では前方でアタック合戦が始まる。
10倍以上で踏まなければならず、少し緩んだかと思えばまた直ぐに10倍以上で踏む、なんて動きが繰り返される。
前方でアタック合戦してる人たちはとんでも無いな・・・。
ここに参加する実力は無く、1〜2周目はひたすら引きずられる展開となる。
2周目にはマンセボ選手ら有力選手による14名ほどの逃げが形成される。
逃げというよりはメンバー的にそのまま行ってしまいそうな集団。
見送ったというよりは前方でのアタック合戦から完全に蚊帳の外であったため、いつの間にか取り残されていた感じ。
元々メイン集団にいられれば御の字と思っていたので問題ないが、いつかはああいう逃げ集団にも乗ってみたい・・・。
3~4周目
3〜4周目はブリッジを試みる動きが散発する。
自分も前の方で展開し、何度かブリッジの動きに反応・同調してみる。
しかしながら決定的なブリッジの動きには乗れず。
バルバ寺崎さん含む9名ほどが追走に入り、自分は第3集団となる。
池川さん、原田さん、奥村さんも同じ集団で走る。
あの追走が最終便か~?と思いつつも乗ることが出来なかった。
途中、池川さん原田さん奥村さんらと知り合いメンバーで追走する動きなどを見せるが、思うようにいかなかった。
でもちょっと楽しかった。
ここから第3集団は落ち着くことになる。
5~7周目
5〜7周目、第3集団に大きな動きは無く距離を消化していく。
集団は主にシマノやヴィクトワールがコントロール。
自分はここまで割と前方に位置取っていたが、隊列に割って入るのも違うかなと思い集団後方へ下がる。
ひとまず大きな集団での完走は出来そうで最低限は良しとする。
が、脚を使い切っておらずやや不完全燃焼であったため最終周の三段坂でアタックしようと決める。
池川さん原田さん奥村さんも消化不良な様子が見て取れる。
奥村さんから「最後いきますか?」と聞かれたので「余裕があれば」と答えた。
最終周の三段坂に入っても動きが無い。
動きたいけど集団が横に広がってスペースが無いのと、ここまでシマノやヴィクトワールがコントロールしてくれてる中で抜け出すのも忍びない。
でもこのままでは嫌だな~と思い、さすがに3段目では行こうと決め直す。
そして三段坂の3段目で行くぞと腰を上げると、マトリックスのレオネルキンテロ選手、吉田隼人選手が同じタイミングでアタック。
これはラッキー。乗るしかない!
何とかピーク付近でしがみつき、3人で集団から抜け出す。
ここからはレオネルキンテロ選手の一本引き。
下りではとにかく身を屈めて離されないよう集中して付いて行く。
後ろを見ると集団はかなり離れた。
このまま3人でゴールまで行きたいところ。
付き位置でホームストレートまで連れて行って貰うが、そこで付き切れ。
1本引きで連れてきて貰いながら付き切れとか情けない・・・。
しかも集団が後ろから迫っている。やばい。
最後の力を振り絞って何度も後ろを振り返りながら踏む。
後方から迫る集団には何とか追い付かれずに済み、25位ゴールとなった。
リザルト、パワーデータ
リザルト
A-E 25位/85名(完走58名)
シーズン初戦、大健闘なリザルトだと思う。
パワーデータ
2:12:23 AVS37.8km/h AP208W NP265W
三段坂データ(Stravaセグメント「三段坂 1.62km 5.6%」より)
1周目 3:17 354W
2周目 3:44 298W
3周目 3:52 293W
4周目 3:47 293W
5周目 4:15 262W
6周目 4:21 255W
7周目 3:49 308W (展望台上り 48秒 513W)
反省点
プロのレースはとにかくレーススピード、展開が速い!
脚力はもちろんのこと、展開を読む力や位置取りの重要性を感じた。
経験を積んで対応していきたい。
パワーの出し入れとしては十数秒10倍以上で何度も踏むような能力が必要。
最近は苦手な(と言うか今まであまり取り組んでこなかった)高強度のインターバルも行っていて、まだまだ伸び代があると感じている。
シーズン初戦でレース勘が鈍っており、無駄な動きが多かったように思う。
幸い下りやコーナーに不安は無かったが、脚の使い方としてもっとメリハリをつけた走りが出来るようにしたい。
まとめ
このレースである程度の現状把握が出来たのと、次戦以降へ活かせる走りが出来たと思う。
総じてとても好感触にレースを終えられた。
モチベーションも上がり、ポジティブに過ごせそうだ。
普段はZwiftやSNSで繋がっている全国各地の仲間たちと会えるのもレースの醍醐味。
愛媛のT-zakiさん、池ちゃん、奥村さんと。
マスターズ2位のITさんと。おめでとうございます!
ITさんは新潟出身なのだ。そしてVengeは実はITさんから譲って頂いたもの!
はこぶねさん、鳴海さん、池ちゃんと。
こうして皆と会えただけでも広島まで行った甲斐があるというもの。
本当に楽しかった!
ありがとうございました!!
次戦は第1回富士山サイクルロードレース!
チームに貢献する走りが出来るよう頑張ります!