【レースレポート】弥彦サイクルロードレース クラスタF

みなさん、こんにちは!High Ambition 女子サイクリングアカデミーの本田母映です(*^^*)

2022年6月5日(日)JBCF弥彦サイクルロードレース クラスタFのレースレポートをお届けします。

開催地・コース 新潟県弥彦村 上泉-井田特設周回コース 7km周回コース
距離:7km×4周=28km

今日の一言

地元開催のレースなので、応援を力にして表彰台にあがりたい!

今日の重要なポイント

  1. コースの特性に合わせた走り方を心がける(ディフェンスとオフェンスの使い分け)
  2. 地元レースなので、レースや雰囲気を楽しむ

レース展開

6時半会場入り。会場到着時は曇天で上着が手放せないほど寒かったが、だんだんと晴れてきて気温もあがり、スタートの10時半頃には半袖でも寒くないくらい。例年「新潟県選手権ロードレース」として開催されてきたこの大会は、今年からJBCFとなってパワーアップ!(^^)/

女子のエントリーは例年数人しかいなくてビギナー男子と混走だったのが、今年は実業団登録選手16名の参加で、女子レースとして楽しめそうでわくわくします。さらに、新潟の競輪界のレジェンド、加瀬加奈子さんも大会を盛り上げるために(10年ぶりの?!)ロードレースに参戦してくださり、県内のサイクリスト及びもちろん私もとても楽しみにしていました♪

 

弥彦ロードレースは弥彦村にある公道を使ったレースで、1周7㎞のコースを周回します。

1~1分半ほどの登りが2つあり、その2つの登りを田んぼに囲まれた農道が繋ぎます。レースは4周のトータル28㎞で争われました。

スタート前にTTGのミトロングvの新製品を飲んで、準備万端。

整列時には自転車仲間が沢山いて、おしゃべりしてたらリラックスできました。

1 lap/4周

14名出走のローリングスタート。

Photo: Studio F(t)

スタート直後から下りなので、下り区間はバイクコントロールあり。下りきったところでリアルスタート。

Photo: Shidaさん

序盤の直線農道区間は平和に進みます。きらめきの丘に入りペースが上がったので合わせてあげいき、2番手くらいで登りきってぶどう山へ突入。逆バンクコーナーが不安だったけど、女子はみんなしっかり減速して安全に曲がっていたので安心しました。

コーナーでのインターバルや中切れを回避するため、常に前めの位置取りを意識して走ります。

復路農道区間はローテーションしながらも温存し、1周目の競輪会館坂へ突入。

Photo: Studio F(t)

アタックに備えていたけど、ペースで登っていく展開。ここは様子見で走るつもりが、声援が力になりすぎて先頭に出てしまう(笑)

2 lap/4周

単純なコースレイアウトに見えて下りで中切れが起こるコースなので、登り切ってUターンしてから下りに入るまでも位置取りを下げないようにして走ります。

集団の人数も減らずに往路農道からきらめきの丘へ。ここでもペースアップがあるが前目で対応。息が上がっている選手も沢山いるけど、自分はまだ余裕アリな感じ。

ぶどう山を落車なしでクリアして農道区間へ。今日は北風が強く、復路農道は右から吹き付ける風が強い。なるべくコース左側ギリギリを走って、後ろの選手に楽をさせないように走ります。

4周しかないので人数を絞るため、2回目の競輪会館坂の勾配が上がるところでペースアップを試みる。(このコースで一人にはなりたくないので、アタックというよりはペースアップ( ^ω^)・・・)

Photo: Studio F(t)

ここでMOPSの大関選手と2名の抜け出しに成功、その後ろも集団縦伸びになっており良い感じ!

3 lap/4周

大関選手と2名で下りへ。SAGAMIのnmさんがUターンポイントで人数やタイム差の情報をくれるから、めちゃくちゃ助かりました!

Photo: Studio F(t)

あと2周を2人で行くのはきついかなと思ってどうしようかって迷ってたけど、大関選手に「このまま行きましょう!」と声をかけてもらい、とりあえず行けるところまでは逃げてみようとチャレンジ。ローテ回しながらペースを維持して走るが、きらめきの丘の直前に後続につかまってしまう。

追いつくのにも足を使っているはずなので、きらめきの丘もペースを緩めることなく登っていきます。

ぶどう山を下りきって、復路農道へ。この時点でMOPSの大関選手、みほちゃん、バルバの島橋選手と山崎選手の5名。

Photo: HONDAさん

左側に写っている愉快なポーズの応援お兄さんと応援お姉さんの、20人分くらいの大声援が通るたびに嬉しかった!笑

それと同時に、後半に向けどんどん集中力が上がっていく自分にも気づきます。

Photo: HONDAさん

弥彦山と田んぼをバックにしたこの写真は、新潟の大自然を感じられる良き一枚なのですが、前回ペダルヒットして落車した身からするとちょっとひやひやさせられた一枚でもあります(;・∀・)転ばなくてよかった…

3回目の競輪会館坂も、周りの選手の足を削るために勾配が上がるところでペースアップ。オールアウトしちゃうともう脚が回復してこないことを何度も経験しているので、自分がオールアウトしないように気を付けながら( ^ω^)・・・

Photo: Studio F(t)

ここでも大関選手と2名で抜け出す感じで、やっぱり一番足が残っているのは大関選手だなと警戒を強めました。

4 lap/4周

いよいよラストラップ。大関選手と2人先行し、往路農道をローテーションするが、後続2名も粘っていて、後ろを確認するたびに少しずつ姿が大きくなり、ぶどう山でキャッチされる。4名でのゴールスプリント勝負になりそうなので、最後の展開に備えて脚をためながら、復路農道を消化。

どうやって仕掛けようか迷いましたが、気合いを入れて競輪会館坂の登り口から全力で登りました!

Photo: Shidaさん

もう脚が千切れそうなくらい回しましたが、ゴール前の大声援が背中を押してくれました!!

そして、ゴーーール!!

Photo: Studio F(t)

大好きなアラフィリップ選手のこぶしうちおろしガッツポーズを決めました!(笑)

記録

リザルト 1位

実業団レースでは初めての優勝、さらに地元新潟のレースだったのでとても嬉しいです。

JBCF公式ホームページより

表彰式では弥彦特産品の伊彌彦米(いやひこまい)とkabutoのバーテープをいただきました!

Photo: Studio F(t)

サポート

~機材/ウェア/トレーニング~

フレーム:YONEX carbonex

タイヤ:MAXXIS クリンチャー HighroadSL

チューブ:Tubolito

ウェア:ONYONE

シューズ:LAKE CX332

インソール:SOLESTAR コントロール

日焼け止め:Agressive design

ステッカー:C's design works

スマートトレーナー:SARIS

サプリメント:つじトレーニングジム ミトロングV

トレーニング管理:STRAVA

メンテナンス:自転車の駅サガミ

日頃からのサポート、とても感謝しております。

~Special Thanks~

High Ambition

アドバイザー:今中大介さん

コーチ:須田晋太郎さん

チームマネージャー:加藤修さん

振り返り

今日の良かったことや気付いたこと

  • ディフェンスとオフェンスをしっかり使いわけて、テーマ通りに走れたこと。
  • 集中力をもってレースに挑めたこと。
  • 応援がめちゃくちゃ力になって、沢山背中を押してもらえました!

今日をもう一度やり直せるなら

  • ゴールスプリントはダンシングでカッコよくキメる!(腰浮かなくてずっとシッティングだったけど、カッコよさがない( ^ω^)・・・)

目標達成に向けて・成長の記録

コースを知っているという利点を生かして、レース前に弥彦ロード対策練をやっていたことでイメージトレーニングができていたし、このくらいのペースだったら4周走り切れるという自信がありました。

冷静に周りをよく見て走れたと思うし、自分から積極的に仕掛けてレースを動かしていくこともできたし、何より素晴らしい結果がついてきたのが嬉しいです。


新潟の所属チームF(t)麒麟山レーシングからもレースに参戦したり、運営スタッフとして大勢参加。

コロナ禍で集まる機会も少ないため、こうやってみんなと会えたのも嬉しかったです★

Photo: Studio F(t)

最後に

去年はコロナ禍でもあり、県内者限定での大会だったのが、たった1年でJBCF開催の大会にパワーアップし、大会関係者の皆様のご尽力あってのことだと本当に感謝しています。チームメイトや地元サイクリストの皆様も、朝早くから丸1日大会運営のためにご協力いただきましてありがとうございました。こうやってレースを楽しんで、素晴らしい1日を過ごすことができたのは、皆様のご尽力のおかげです。

また、素敵な写真を撮ってくださった渡部監督、真面目な方のHONDAさん、Shidaさん、ありがとうございました(*‘ω‘ *)

 

6月はレースが続きますが、引き続き頑張ります!

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