第55回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会クラスタE2【レースレポート】

りゅーじです!

第55回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会に出場してきました。

クラスタはE2。

毎年E1昇格を目標にしていながら、なかなか上がれないでいます・・・。

今シーズンのJBCF初戦、いかに!?

機材、ウェア

S-WORKS VENGE 7.27kg

先週のJCRCでは7.5kgのVENGEでしたが、今回はチューブレスをやめてクリンチャーにしました。

タイヤとチューブは軽量なものに。

タイヤ:MAXXIS HIGHROAD SL 25C 170g

チューブ:Tubolito 38g

もえまぐろがこのタイヤとチューブを使ってみて、とても好感触であったと言う事で自分も導入してみました。

【超軽量の決戦機材】マキシスHighroadSLとチューボリート

結果、何と前後輪で約230gの軽量化!!

かるっ!

トレーニングで使ってみて転がりも良く、耐パンク性も問題無さそうと判断し、レースでの使用に至ります。

 


C's DESIGN WORKS入ってるぅ~。

 

インソールはSolestarのブラック!

 

ウェアはインナーにオンヨネ肚力。これ以外の選択肢は無い。

レースレポート

アップの段階で相変わらずコンディションは低調。

高強度を何発も踏める感覚が無い。

とは言えレースを走り出せば何とかなるだろうという気持ちでスタートへ。

スタート待ちで何故かめっちゃ後ろを見る。どこ見てんねん。笑

中川さんが話しかけてくれたおかげでリラックス出来ました。

ありがとうございました!

 

定刻から2分ディレイの12:02スタート。

最前列に位置取っていたのにクリートキャッチを盛大にミスってしまう。

後ろの方々にはご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした・・・。

 

気を取り直してローリング中に位置を上げ、再び最前列へ。

ヘアピン下りを終えてからリアルスタート。

一気にペースアップ。

しかしここは先頭に出る必要は無い。

集団の中ほどで脚を使わないように走る。

心臓破りも緩めで通過。

吉田さんがファーストラップ獲ったような。

昨日もかつらお走ってるのにホント元気な人やな~(お孫さんいらっしゃいます。おじいちゃんです。笑)

 

2~3周目はちょくちょく飛び出す選手がいるものの、決定的な逃げは決まらず。

全体的なペースは緩めだが、早くも脚にダメージを感じていてやはり調子が良くない・・・。

大きな動きが無いため集団の人数は一向に減らず、中盤まで50~60人ほど。

いつもなら自分からガンガン仕掛けて人数を減らしに行くところだが、今日は我慢の走り。

と言うかそんな脚が無かったので無駄な動きはしないように心掛ける。

チームメイトの大野さんもしっかり前目に位置取って、心臓破りは下がりながら登頂という上手い走り。

ホント上手い。

動きが無いとは言っても積極的な選手はいて、横浜高校、日体大、新潟食農大の選手など若手が積極的に動いていた印象。

自分も4~5周目だかの心臓破りでわざと中腹からみんなが見える位置でプチアタック。

わざと身体を大きく振って大袈裟に、後ろをチラチラと見ながら。

これに数名が反応してくれて良い勢いで登って来たので「おっ」と思いそのまま登頂。

10名ほどが集団から少し抜け出す形になり「後ろ離れたよー」と伝えローテを促すが、これも決まらず。

 

その次の周だったかな。リフト坂の手前あたりで2人が抜け出し、それに鳴海さんがズバっとブリッジ。

速度差が凄くて「げっ。脚が違うやん。」と言う印象。

ちょうど先頭を牽いた後だったのもあってとても追えない。

サトシュンに「あれ鳴海さん。強いから行かせたらやばいかも。」と伝える。

あまり行かせたくない選手だったので心臓破りでブリッジして、7~8名ほど?が先頭を形成。

鳴海さんも「後ろバラけてるよ!回そう!」と促す。

しかしこれもまた決まらず吸収。

うーん、決まらんな。

 

ただでさえ不調なのにかなり脚を使ってしまい、「やっぱり今回は厳しいかも。」と気持ち的に後ろ向きになる。

ここで開き直って温存を決め込む事にした。

確かちょうど半分の7周目くらいだったと思う。

無駄に先頭を牽く事はせず、先頭に出てもナチュラルなローテで交代。

後方待機出来そうな時は無理せず後方で。

 

そんな感じで距離を消化していくが、なんと1人で逃げている選手がいたらしい。

どうやらSNELの選手が1人逃げで30秒差くらいを付けていた?

まじか。すげーな。

確か10周目くらいで吸収。危なかった。

 

温存走法をしている内に少しずつ脚が回復。

逆に周りは少し疲れが出てきたのか、相対的に余裕を感じるようになる。

終始心臓破りのペースが緩くて助かった・・・。

途中、自分がちょっとした動作で斜行してしまう場面があった。

ここも本当に申し訳ありませんでした。今日の反省2つ目。

 

そして残り3周、そろそろ勝負が動く頃だ。

リフト坂のあたりで鳴海さんがススっと抜け出す。

警戒していた自分は間髪入れずにチェック。

これにRXの半澤さんが反応してくれて3人逃げが形成。

良いメンバーだ。

集団はお見合いしたっぽい。

鳴海さんは先週のJCRCで強い事を知っていたし、半澤さんも強い事はもちろん知っている。

半澤さんに「半澤さんですよね?本田です(挨拶)。もう1人の鳴海さんも強いので行きましょう!」と声を掛ける。

3人はしっかり協調体制が取れていて逃げ切りへモチベーションも上がる。

鳴海さんは下りがやや苦手だが、平坦と登りをガンガン牽いてくれる。

半澤さんは「登りがちっとキツイかも」とは言っていたが、下りと平坦のパワーが凄い。

自分も2人の脚を引っ張らないよう得意の下りを牽いたり、アップダウンでスピードを落とさないようなローテを意識したり。

心臓破りはペースで登って、その後の下り平坦はペースを上げる。

残り2周の心臓破りで集団がかなり近付いていて焦ったが、やはり集団は登り切りでペースが緩むようだ。

逆にこちらは登り切りからペースを上げるので、バックストレートで差が拡大。

残り1周に入る時点で集団とは25秒差?だったかな。これはイケるんじゃないか!?

ここまで来ると欲が出て、3人の中でどう勝とうか考える。

スプリントに持ち込んだら半澤さんには勝てないだろう。

先週のJCRCでは鳴海さんにもスプリントで負けている。

と言う事は、やはり心臓破りで仕掛けるしか無いか。

と思ったんだけど・・・。

集団がさすがに活性化して一気に縮めて来ていたようで、心臓破りで3人がバラけると逃げ切れない可能性が出てきた。

迷ったけどまずは逃げ切りを確定させたくてアタックは無し。

最後の心臓破りも3人で登る。

アタックして1人で逃げ切る脚があればね・・・・。

で、バックストレートもしっかりローテして最終コーナーへ。

ここでようやく逃げ切りを確信。

やや牽制に入り、鳴海さん→半澤さん→自分の順に。

半澤さん徹底マーク。しっかり反応出来ればワンチャン差せるかもと言う淡い期待を抱いてスプリントへ。

鳴海さんが早めにペースアップし、そこから半澤さんがスプリント開始。

しっかりチェックし、登りで踏み入れる。

届けーーーーー!!!

やっぱり無理~~~~(;´Д`)

1車身以上離されて全然届きませんでした。

リザルト、パワーデータ

リザルト

2位/64人出走

逃げ切り確信したけど集団は3秒差にまで迫っていた。

ギリギリだったな~。

パワーデータ

2:13:01 AP227W NP273W

数値的には先週のJCRCとほぼ同じ。

結果的には悪くは無いんだけど、自分の中ではまだまだ踏めている感覚が無い。

高強度で踏めないのと、L4~L5領域も持続力が足りない。

しばらくは無理せずもう少しコンディションを整えよう。

反省点

・クリートキャッチミスと斜行

自分に脚が無いのはどうでも良いが、周りに迷惑を掛ける行為はしてはいけない。

今回は明らかなもので2回も周りに迷惑を掛けてしまった。

改めて申し訳ありませんでした。

今後このような走りをしないよう注意します。

 

・開き直りと温存走法

これは良かった点。

調子が悪いなりの走り方があるもんだな~と。

ロードレースは頭使ってクレバーに走る事が必要ですね。

パワー出したもん勝ちじゃなくて、ゴールラインを最初に通過した人が勝ち。

もちろん強さを見せてそのまま勝てたら一番格好良いんだけども。

 

・恵まれた展開

これも良かった点、と言うか幸運でしかない。

今日はダメかなと思った日に開き直って温存出来て、奇しくも展開を手繰り寄せる事が出来た。

色々とレースを走ってるとこう言う不思議な幸運があるものですね。

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。

勝ってないけど。笑

 

・実はまさかの機材トラブル

2位に入れたから笑い話なんですが・・・。

スタートでクリートキャッチを盛大にミスった時にケツをサドルに強打しまして。

その衝撃でサドルがめっちゃ前下がりに。

手で直そうとするも、体重の乗ったヒップドロップをくらったサドルは元に戻らず。

結局ゴールまでこの状態で走りました。

今日は色々やらかしてもーた。

 

・ミトロング-Vの効果?

そう言えば中川さんからミトロング-Vを頂いて飲んでいたんだった。

まさかこれだけ走れたのはミトロングの効果・・・!?笑

中川さんも疲労軽減の効果を実感しているようだし、実際良いのかもしれない。

あ、ちなみに中川さんは乗鞍チャンピオンクラス6位だったりJBCFではE1上位に入るような強豪レーサーです。

 

・チームメイトの存在

反省点と言う訳では無いが、やはりチームメイトの存在は大きい。

3人逃げになった時、大野さんが集団を抑えてくれていたそうだ。

結果的に集団とはたった3秒差だったので、逃げ切りは大野さんのおかげと言っても過言ではない。

バンくんも補給エリアで毎周声を掛けてくれて、残り周回数や集団とのタイム差を教えてくれた。

3人逃げが決まった時は「良いぞ!いけるぞ!!」と奮起してくれて嬉しかった。

2人とも本当にありがとうございました!

F(t)麒麟山Racingは最高のチームです。

まとめ

今シーズンのJBCF初戦で幸運にも2位に入る事が出来て、念願のE1昇格を果たせました。

今回は本当に展開に恵まれた幸運なレースでした。

まだまだ力不足ですが、これからはE1で頑張りたいと思います!

レースを開催して頂いたJBCF運営スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。

参加された皆さま、応援やサポートの皆さまもお疲れ様でした。

今後ともよろしくお願い致します。

 

写真をたくさんの方から頂き、記事で使わせて頂きました!

ありがとうございました!

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